ゴールデンウィーク公演の振り返りが全然終わらないキミジャグです。
本当はもう次回公演の衣裳合わせとか始まってるんですよ。フライヤーの写真撮影の準備とか。衣裳班はすでにキャストの採寸を終わらせて、ミシンをかけはじめているし。でもまだまだ振り返りは終わらない。それが本公演規模。
本日は「キミトジャグジー×プロフェッショナルファウル対談～おれたち、これからどうする？～」で着用した衣裳をご紹介します。
団体ごとに色の違うパーカーと、チェックのパンツ＆スカート。スクール風にしたかった。
パーカーはサンキで300円！ワッペンの方が高い！でもペラペラでもないし、ちゃんとしたパーカーでした。
ずーっと値札がついたままで、PFさんにお渡しする時に慌てて取りました。ちなみに首藤くんは値札ついたまま本番をこなしたらしいです。とってよ！！
こんなにもお世話になっているサンキ。店員さんもとても優しい。先日、次回公演で使う布を大量に買った時に「これは何に使うの？」って聞かれて「マントです」って言ったら、「イイネ！」と言われました。多分私は、保母さんとかに間違われていると思う。幼稚園のお遊戯会の布を買いに来てると思われている。せっかくなので、フライヤーができたら店員さんに渡そうと思います。まとめると、演劇やってる人は衣裳探す時、まずサンキに行った方がいい！
【キミトジャグジー／首藤大亮】
キミジャグは赤パーカー！PF陣に合わせて、キミジャグも眼鏡をかけました。
なーんか怖いなぁと思ったら、もしかしてこれ「ジョージくん」の時の浅倉さんの眼鏡じゃない？細胞が逃げろと言っている。
【キミトジャグジー／織笠裕美】
パーカー、スカート。もう少し技術があったらプリーツスカートにしたかった。
カチューシャもあまり布で作成。「眼鏡をかけると賢そう？」とメンバーに聞くも、「その質問が賢くない」と言われ撃沈。
【プロフェッショナルファウル／又吉知之】
PFは緑パーカー！黄色の靴がかわいいね。そういえばシアターゼロの時も、靴好きな首藤くんとずっと靴の話してたな。
他団体の子と話をしていてもみんな「又吉さんっていいですよね」って言う。みんな大好き、又吉。
【プロフェッショナルファウル／渡辺キョウスケ】
キミジャグにも書き下ろしてくれるキョウスケ。決起集会にも来てくれた。ちゃんと衣裳も着こなしてくれる。又吉が言ったことをかみ砕いて説明してくれる。めっちゃいい奴じゃん…。
全員揃うとこんな感じ。この衣裳はもっとグレードアップさせて、来年にも使いたいと思います。
先日キョンが三池作品のなかでも好きって言ってくれた「眼帯少女とフォビア」という短編の作品（20分／２人芝居）があるんですけど、気になって読み返したら、まあ尖ってた。
だいたいのストーリーは「あなたの恐怖症は何？」って話で、反復恐怖症の男が自分が反復していることに気付かず、ずっと取調室でループを繰り返している話なんですけど、少女〇とか強〇とか同級生〇害とかポンポン出て来るもんだから「あれ？この作者さんって、深海のパレード書いた人と同じ？」と思ってしまった。あの頃の短編って、本編だと色んな問題があって書けないけど、作家が《書きたいもの》を舞台にそのままのっけて上演してたから、今考えると尖ったストーリーが多かった。でも、ラストシーンの綺麗さは身内が言うのもなんですけど素敵ね。ホラグチくんと駒ちゃんという、奇をてらわない二人だったのも良かったと思う。
こうなってくると、シアターゼロの雰囲気で『尖った演劇祭』みたいなのがあればいいんじゃないかな。そしたら演劇事務所'99の『新説・大きなカブ』とか見たいです。
三池が今、お客さんの反応とか今のキミジャグの立ち位置とか全部抜きで書きたい作品は「ゾンビになって腐っていく彼女をエンバーミングする男と、その隣に住む宗教2世の女子大生の話」だそうです。
「ベットシーンでゾンビの彼女の腕がもげちゃって、ふたりで悲しくなってしくしく泣くんだよ。それを女子大生が聞き耳立ててるの。女子大生は親から、死こそ救いみたいに教わってるから、早く死ねばいいのにって思ってるの」みたいなことをめちゃめちゃ早口で説明されて、舞台装置とか小道具とか衣裳とか考えると怖くて泣いちゃった。周年記念終わるまではガス抜きは我慢してほしい。
明日は盛り上がった対談の様子を、舞台写真と一緒にご紹介します。PFファンも見てね～。
【P.S】
「甘いものが苦手」な人からもらう甘いものは本当に美味しい。逆かと思ってた。でも、普段食べないからちゃんとリサーチして「誰が食べてもちゃんと美味しい甘いもの」を選んでくれる。私だったら「これ本当に甘くて美味しいから！」っていって、ミルメーク（110円）プレゼントするもの。
