kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

おもいで-3-

無事に泊まる場所が決まった箱を持つ娘。
浜婆の家に屋根はないので、屋根のある家に引き取られて良かった。

しかしやってきた家は、壁じゅう手作りの人形が吊り下げられていた。彼氏の家に初めて行ったら、同じ種類のフィギュアがめちゃくちゃ並んでいた感覚でしょうか。

おじいちゃんの羽織を貸してあげる乱道。
おじいちゃんは大津波の被害にあっているので、この羽織は津波のあと、浜に流れ着いたものだったのでしょう。
そんな大事なものを…。乱道の優しさが垣間見えますね、って言おうと思ったんだけど、いっかいこの羽織がちゃんとプリセットされていなかったのか、袖の部分が裏っ返しになっていて腕を入れる場所が全然見つからなくて焦りました。
この羽織はおじいちゃん役であるのぶりんと共用なので、「前の回でのぶりんが脱ぐときに裏っ返しにしてしまった」→「だいすけが次の回でそのまま使用してしまった」の流れなんだけど、全員がちゃんと確認すれば防げるミスなんですね。私もプリセットの際に「羽織、大丈夫?」って聞けばよかったんだし。
回数が多い公演だと「毎回できてるし大丈夫だろう」っていう慢心が悲劇を呼ぶ。
自分に少しでも関わるであろう小道具・衣裳のプリセットはちゃんとしましょう、というお話。

「このこ…自立する…!」

自分もお腹が減っているのにご飯を分け与えてくれる乱道。乱道のお腹の音のSEが入るのですが、一度だけ風の音が鳴った時があって、ふふっとしました。風で良かった。爆発の音とかだったらやばかった。
お客さんに「食べてたのって人参ですか?」と聞かれましたが、これは干し芋です。人参を舞台上で食べるのは、レベルが高すぎますね。

人形をえらく気に入った娘。干し芋を食べさせるという暴挙。人形の顔汚れの原因はこれ。小道具はきれいに扱いましょう。
名前がなくては不便なので、一生懸命娘の名を考える乱道。
サクラ・ツバキ・スズラン・ハナ。全部花の名前かと思いきや、実はキミジャグで織笠が演じた役の名前たち。作家の愛と闇が深くて怖い。

そしてついに命名。名はくくり。理由は手を広げたくくり人形に似ているから。
ロマンチック…なのか?しかし阿呆の乱道が一生懸命考えてくれた名前なので、娘も納得した様子。

以下、本番の画像。

明日はくくりが、変わり者だらけのハラヤドリに無事馴染めるか?というシーンになります。
また見てね。

おもいで-2-

昨日は冒頭のお芝居とオープニングダンス。
今日は村人たちの中で、「変な舟で流れ着いた奇妙な娘」を誰が預かるか会議が行われるようです。

全体図。衣裳の色合いがいいと、自画自賛
パッとしたカラフルな舞台もいいけど、虚舟は乱道の赤を際立たせたかったのもあり、くすんだ色合いにしたかったのでどの写真もお気に入りです。
乱道の気配の消しようがすごい。

ピューさんと箱を持った娘。
本編中、たくさん絡みがあったわけじゃなかったけれど、これっきりさんのラジオを聞いて、のぶりんが2人の関係性をだいぶ調整していたことが判明(笑)役者はこうじゃなきゃね。

退屈が大嫌いな琴吹ちゃんが、箱娘に興味を持った様子。
この時点で浜婆が、ラストシーンで奪う「箱」を凝視していて笑う。ターゲット絞りすぎ。

「なんか琴吹ちゃん、毎回私の腕の長さをはかってくるなぁ」と思ったら、台詞が「変な服、でもきれいね」って台詞だったから、服の見てたのか。
ちょっと考えれば分かることなのに勘違いしていた。おそらく内面まで箱を持った娘になりきっていたのかもしれないと言い訳しておきます。

ようやく乱道のターン。この赤がセンターに来ると、やっぱり映えますね。
いわゆる阿呆の芝居なんですが、調節が難しいと思うんです。どれくらいのアホなのか。
やりすぎると「アホをバカにした人の芝居」になってしまうし、やらなすぎると伝わらない。首藤くんには稽古序盤でだいぶ調整してもらいました。
しかも乱道は「アホのふりをしていた人」だから、もっとややこしかったと思う。

怒号飛び交う村人たちの話し合いが行われているなか、舞台のしもてで乱道の「人形で興味をひく作戦」が展開。
お客さんの目線がしもてにいかないと困るので、しもての照明をちょっとだけ足して貰ったんじゃなかったっけ。音響も明るい音楽から、しっとりした音楽に。
「絶対に注目を集める」という自分たちの演技に自信がないわけじゃないけど、台詞もなく動きも小さかったのでスタッフさんのお力を存分に借りました。ありがてえよ。

初めてみるムクムクの人形に興味を示した娘。
無事、乱道の家にやっかいになることが決定しました。

以下、本番の様子。

腕の長さをはかられていると思っている娘と、この時点で箱を狙っている浜婆。

明日は、お世話になる人の家にいったらめちゃくちゃ人形が吊り下がってて(私が選んだ人、もしかしてやばい奴…!?)と娘が気付くシーンですね。

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〈  To BE CONTINUED…//// |
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おもいで-1-

本日より「虚舟」本編の振り返りです。
やっぱり本公演規模は、振り返りだけで2か月はかかるんだな。
薄らいできた記憶をたどりつつ、思い出話なんかも交えながらご紹介したいと思います。
まずはオープニング。

浜婆~。
舞台の第一声を担うのは緊張しますよね。山口さんもめちゃくちゃ緊張していました。
キミジャグでは舞台の最初は「客入れ」→「きっかけ曲」の流れなんですけど、ゲネの時に緊張のせいか浜婆が客入れ曲の最中に台詞を初めてしまうという事件が発生。
「何年芝居やってんだ」と言った記憶がありますが、そりゃ18周年記念公演のラストの最初の台詞だもんね。緊張するのはしゃーない。

琴吹ちゃんと琵羽ちゃん登場。
「私はこんな役で~す!!」というのを前面に押し出してもらっているシーン。
虚舟では「誰かにとってはいい人間でも、誰かにとっては悪い人間」ということも描きたかったので、いつもよりもキャラクターの性格を最初からガンガン押し出してます。後からガラッと印象が変わるのも視野にいれて。

ピューさんと天獄さんも登場。村の浜に、変なものが流れ着いたらしい。

ここの写真残せて良かったですね。ヒュー!

最初の、天獄さんのモノローグ。ここで「この人がこの物語の語り部ですよ」と知ってもらうために、スポットで抜いておく。
虚舟は主役である乱道がシーン1にほぼ登場しないので、誰に感情移入して見ればいいのか分からないから、照明も音響も全部使って「この人!この人が語り部で~す!!」と目立たせます。

この写真の兄妹がかわいい。不安そうな心情が読み取れる。

オープニングダンス突入。
奇妙な舟からは、奇妙な箱を持った、奇妙な娘がおりてくる。
脚本の三池さんから、「最初のシーンでお客さん全員と目を合わせてくださいね」と言われたので、(舐められないよう、メンチ切れってことですね!)と納得して実行していたのですが、よくよく考えると後々出て来る『メアワセ』の意味だったんじゃないかと最近気づき、確認するのも怖いので黙っています。
こういうの、よくある。舞台写真を見てはじめて「はーん!な~る!」っていうこと。もっと言葉の真意を読み解けるようにならないとダメですね。

オープニングダンス、私は役的に少ししか踊ってないけれど、えらくかっこいい振り付けでしたね。
ぶつからないようにしないと…と思いつつ、何度かみんなとぶつかって動揺させてしまった。
踊ってる時の顔がカッケーのよ、みんな。多分カッコつけてたんじゃなくて必死だったんだと思うけど。駒ちゃんが全体のバランスを見て、何度か振り付けの変更もありました。みんな頑張った…!

以下、本番の様子。

問題のシーン。めちゃくちゃメンチ切ってるね(笑)

オープニングダンスも終わり、明日は村人たちによる「奇妙な娘を誰の家に泊まらせるか会議」が行われます。また見てね。

最近のキミジャグ

「虚舟」本編の振り返りを始める前に、現在キミジャグが何をしているのかというと…。

20周年にむけて、徹底的な大掃除をしております。
今後何を使うのかはほとんど決まっているので、それ以外のものをとにかく捨てる。
大掃除はちーちゃんやのえも手伝ってくれると言ってくれたのですが、まず物を減らさないと人が入れないから…。

思い出深い衣裳は一度抱きしめてお礼を言ってから捨ててます。

「とてもまじめにやっています」って書こうとしたけど、出てきた小物でふざけている写真しかなかった。

すでにゴミ袋20個くらいは捨てたと思うけど、まだまだ物が多い。他の劇団さんって、どうやって荷物の整理してるんだろうね。長年やってると「絶対使わないけど劇団として捨てられないもの(変な服)」が溜まっていくと思うんだけど。

小道具班や舞台班も、色々整理しているみたい。
ラボに行くと「他の班がいた形跡」があったりなかったり。
色々と始まってしまう前に終わるといいな。
以上、現在のキミジャグの様子でした。
明日からは思い出も薄れかけてきた「虚舟」の怒涛の振り返りです。また見てね。

おもいで-お楽しみ会-

本日は特別企画「お楽しみ会」の本番の様子をご紹介します。
初めての試みでどうなるか分からなかったのですが、なんとか最後まで繋いだ企画でした。

司会は首藤くん。
この企画もみんなで1曲踊りました。衣裳がドレスや丈の長いワンピースだと想定するのを忘れてて、めちゃくちゃ焦った思い出。

お客様にくじをひいてもらい、各々が用意したプレゼントをお渡しする流れ。

キミジャグ賞→好きなメンバーとチェキが撮れる
虚舟賞→ミニミニくくり人形セット

友ちゃん賞→ホーリーホックのタオル

誉人賞→プロテインセット

ちーちゃん賞→虚舟に関する本

のぶりん賞→もみじまんじゅう

織笠賞→スタッフ・演出のすべて・織笠のひとりごとが書き込まれた台本&乱道家のくくり人形

首藤賞→小道具にも出てきた外法の数珠・ブレスレットversion

山口賞→茶毒蛾のメンバーがつけてた、蛾のアクセサリーセット

スタッフの青ちゃん・のえが、お楽しみ会っぽく音響と照明を整えてくれてありがたかったです。
この企画、お客さん全員プレゼントがもらえるのでお得だと思う。次回は完売必至な回になるかもなので、要チェックでお願いします。
あたたかいお客様のおかげでキャストも楽しめました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

さて、特別企画のご紹介は以上となります。
虚舟の振り返りも終わりかとおもいきや…、なんと本編の振り返りが残っています。
次にむけて色々と動き出してはいるのですが、もう少々「虚舟」にお付き合いくださいませ。
また見てね!

衣裳記録㉙-お楽しみ会後編-

昨日に引き続き、特別企画「お楽しみ会」で着用した衣裳のご紹介です。
それにしても「お楽しみ会」って。次はもっといいネーミングを考えたい。

【林信希】

これは「スピカと3人の処刑人」の結婚式のシーンで、長男のギロチンが着てたスーツだったかな。
ブラウンのチェックシャツがかわいかったから、きれいに保存しておいたやつだと思う。
素朴な結婚式のお洋服なのに、のぶりんが着ると一気に北区モードになるな。多分表情。
デザインさんが最近「写真を見ると、林さんがひとり劇画調になっている時がある」と言っていて、劇画調という言葉がいまいちピンとこなかったんですが、この写真を見て初めて意味が分かりました。これは劇画調だわ。

【鈴木千慧】

これはネタバレすると20周年企画の台本で使用する衣裳ですね。
未来の自分を助けるために、ちょっとずつ先の公演の衣裳を購入し始めている。
スカートはちーちゃん自前のもの。光沢があって照明でテリッとする。ネックレスは琴吹ちゃんのものですね。本編ではあまり見えなかったので、ここできちんとお目見えしてよかった。

2人揃うとこんな感じ。このままミュージカルのポスターが作れそうですね。

さて、ここからが審議。

【山口里美】

「お楽しみ会」を字面のまま受け取ったのか、なぜかアラビアンな服を着て来た山口さん。何度も言うけど、「デザイナーの友達の結婚式の二次会のイメージ」だったんだけどな。
「お楽しみ会、なに着る?」って話題になっても「あたし、着るの決まってっから」ってずっと言ってたけど、だいぶ毛色が違う衣裳を着てきましたね。
衣裳うんぬんより、この服は動くたびにめちゃくちゃチャラチャラ音がしてたので、暗転中もどこに山口が待機しているのか分かったほど。各所から「あの衣裳、いいんですか?」と確認されましたが、それも含めて山口さんらしいのでいいのではないでしょうか。

しかし、山口さんの罪はもうひとつあります。

【井上友美】

山口の巻き添えをくらった友ちゃん。
多分、どこかのタイミングで「自分だけ毛色が違うな」と気付いた山口さんが、「世界の踊りの衣装シリーズ」として、友ちゃんにフラメンコの衣装を薦めていた。
ひとりじゃ絶対に地獄に行かない。それがキミジャグ。
でも、この友ちゃんめちゃくちゃ素敵ね。
友ちゃんがこの衣裳を初めて着た時、みんな「ワア~オ…、ヒュー!」ってなってて、(ほんまもんの衣裳はやっぱ違うな)と思いました。
後ろ姿で見えるお花もかわいいの。

2人揃うとこんな感じ。今期一番の、なんこれ(笑)
何年か後にこれを見たら、「これ、何の写真?」ってなりそう。次のお楽しみ会で何を着るのかなって、ハードルがあがる気がする。

全員揃うとこんな感じ。
想像していたものとはちょっと違っていましたが、これが私達の精一杯のおしゃれということで…。

「虚舟」で使った衣裳はこれで全部(だと思う)。
衣裳記録㉙まで来たのははじめてかも。たくさん作ったし、これからもまだまだ作ることになるんだろうね。
明日は実際のお楽しみ会の様子をご紹介します。また見てね。

衣裳記録㉘-お楽しみ会前編-

本日は最後の特別企画「お楽しみ会」で着用した衣裳のご紹介です。
お楽しみ会の衣裳はほぼほぼ自前。「デザイナーの友達の結婚式の二次会を意識して、おしゃれしてきてください」というテーマだったんですが…。
果たしてみんな、ちゃんとおしゃれできたでしょうか。

【首藤大亮】

「歌舞伎町の…」と言いかけて一度黙ったんですが、次の瞬間、他のメンバーが「歌舞伎町にいそうですね!」って言っててホッとしました。
びしっと決まっててカッコいい。こういうところ、キチンと決めてくれるのが首藤くん。
初対面がこのお洋服だったら、多分敬語使うと思うわ。
「家政婦ハナコは女優でいたい」をやった時もスーツだったんだけど、彼はスーツを着るといつも「芝居の受付できそうでしょ」って言うんですね。マジで言ってんのか冗談なのか微妙に分からないんだよなぁ。何はともあれ、カッコよかったね。

【織笠裕美】

なんかすごい柄のワンピース。よく見ると人の顔。
候補の衣裳が他にもあって、めっちゃ赤いドレスとか、薄いピンクのワンピースでもいいかなと思ったんですけど、最終的に首藤くんに選んでもらいました。こういうのは首藤くんに任せると間違いない。
「なんそれ」って言われても「首藤くんが選んだんですけど」って言うと「…いいじゃ~ん」って返ってくるからね。
ちなみに何故これを選んだのか聞いたら「赤いドレスとか普通だから」って言ってました。赤いドレスが…普通…!?
結果、写真でも目立ってて良かった。
あとピアスがめちゃくちゃ重かった。耳千切れ案件、ふたたび。

【疋田誉人】

誉人もキメてきました。男性もおしゃれの幅があっていいですね。
噂なんだけど、なんかこのスーツ、めっっっっちゃ…高いらしい…。噂なんだけどね。
そんな噂を聞いたら、へたにコメントできない。かたちがきれい。やっぱ高え服は作りが違うな!
ネクタイがポケモンだったんだっけ?その外しも上級者テクですね。

お楽しみ会は最初のダンス、ペアで出て来るんですけどこんな感じ。ハッピーな感じでいいじゃんいいじゃん。

明日も引き続き、お楽しみ会の衣裳をご紹介します。稽古場の往復で長い期間ジャージ姿しか見てなかったから、おしゃれしたみんながかわいい。また見てね。