本日のプレ公演は…。
タイトル回収のこちらのシーンの振り返りです。あわせて見ると面白いよ。
お掃除シーン。ちゃんと区画を決めて、全部の床をモップ掛けしていたらしい。どうりで舞台がいつもきれいだったわけだ。
女たちの内緒話。ここで出て来るフォルトナ6世は、リコのパパ。しかし、派手好きの貴族たちはおじさんよりもリコが王様になったほうが盛り上がるんじゃない?ということで、リコが王様になることになったんだっけ。
この後リコが「王とは、その時々の神様のさじ加減で祀り上げられる生贄なのかもしれない」とこぼしますが、一国の重さを背負う重圧さを感じていたのではないかと。
リコは、女はスープが美味しく作れれば幸せになれるというビオラに、「これからは男も女もなくなる」と告げる。18年前の台本だけど、いいこと言ってんなぁ。実際、今そんな時代になっているものね。
退位宣誓書を渡すラウル。「たいいせんせいしょ」も言いにくい。
すでに死を受け入れているルカ様。穏やかなのが悲しいね。
最後の一日のぐるぐる。よくもまあ、あの少ない照明でここまで美しく…。例えば私が照明を組んだとして、ここまでの応用は考えつかないと思うから、これはスタッフ陣のセンス…。
最後の夜。2回見ると、なぜリコが戴冠式で緊張した?とルカに聞いた理由も分かりますね。
「王とは、期待に応える者のこと」王様じゃないけど、期待には応えていきたいね。
タイトル回収「リコと暴虐王のワルツ」稽古着ver.
人生最後のダンスも踊ったところで、明日はプレ公演最終回です。通常公演の振り返りはこちら↓
また見てね。