今回の演出助手、駒野。
ちゃんとセンター真ん前で稽古を見れる女。
「あれ、ここって、なんの照明ついてる?」と聞くと教えてくれる。
「ここって音楽かかってる?」って聞くと教えてくれる。
「今の芝居よかった?」って聞くと、本当に良かった時はにっこり笑ってくれる。
良くなかった時は、目を逸らされる。
芝居に関して曖昧な返事はしない。それが駒野。
駒野の台本は書き込みがびっしり。
役者の動きとかちゃんと図形にして整理されてる。
だから、間違ったら一発でバレる。それが駒野の台本。
最終的にExcelでまとめてくる。
Excelってお芝居でそういう風に使うんだ!?と驚愕したことがある。
最近はダンスの振り付けも任されるようになった駒野。
「コンテンポラリー踊ってみたいんだけど」とか「バレエっぽくしたいんだけど」とか、いつも役者自身の持ってるポテンシャル以上のことを要求してしまうのに、きちんと「ギリギリ踊れるレベル」で振りをつけてくれる駒野。
先輩たちの体力を知ってか知らずか、本当に「ギリギリ覚えられるレベル」のものを持ってくる駒野。
こわいこわい。
そんな駒野、ダンスめっちゃ踊れるのに、足が遅い。
演出助手をやってくれるのすごく助かってるって話をしようと思ったのに、駒野の暴露話になってしまった。
今後とも、キミジャグともどもよろしくお願いいたします。
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