自分はこれから神様になるべきか、人間になるべきか。
神様になんて、なれるならなったほうがいいという意見と、不老不死なんてゾッとしてしまうという意見に分かれる。
琴吹ちゃんは乱道に、「お前はどうしたい?」と聞く。
乱道の答えは「くくりのしたいようにさせてやりたい」。また意見を投げ出すのかと天獄さんに怒られるも、本心からそう言っている様子。
でもできるなら、ひとつの命を二人で守り合っていきたいとも言う。
琴吹ちゃんが前のシーンで言ってた、「全部をさらけだしても自分をかわいいと言ってくれる人」は、神様部分を見せても自分を好きだと言ってくれた乱道。
くくりの就職先が人間に決定した瞬間。
「俺はどうしたってくくりがかわいいんだ」って台詞、いいですね。愛に満ちている。
みんなの「うんうん…」という優しい表情。大団円で終わるかと思いきや。
それを許さぬもうひとりの神のたまご、浜婆。くくりの箱を奪い取る。
序盤からずっと狙っていたもんね。手に入って良かった。
両手がいっぱい。欲張りさん。
浜婆の神通力の暴走で地鳴りが起き、大津波がやってくる音が聞こえだす。芝居と音響・照明の連動が難しくて、何度かテクニカルの確認をしました。
怯える村人たちを守れと乱道に告げ、くくりは浜婆を追って走り出す。乱道はあの日救えなかった村人たちを思い出すが、今回は先人の知恵を頼りに、みんなを山へ誘導する。
天獄さんが一瞬ためらったあと浜婆を追うんですけど、ここのお芝居が「みんなが落とした数珠の回収」「ニュアンスで追う」とやることが多く、マジで大変なシーンばかり誉人にお願いしてしまったなと思っている。
津波をとめろと浜婆を説得するくくり。ここ、キミジャグだけになるのでぐっさんの肩を掴んで(ラストシーン、頑張ろうね、頑張ろうね…)と言っている。
神様のたまごはパパママが一緒なので、ここは実は姉妹。
浜婆の神通力で吹き飛ばされるくくり。いっかい靴が脱げちゃって、吹き飛ばされたタイミングで靴を裏にポイッと投げたのですが、その前の回で首藤くんの草履が脱げたのを「気を付けてよね」って言ったあとだったので、めちゃくちゃ気まずかった。特大ブーメラン。
浜婆の水と、くくりの糸。果たしてどっちが強いのでしょう。
以下、本番の様子。
明日はついに決着、ハラヤドリの陣。また見てね。