本日は「髑髏姫」の舞台装置をご紹介します。
個人的に素のACM劇場が好きなので、今年も素舞台でした。
アクセントとして、日暮里で買ってきた布でこういうフラッグを作って…。
バトンで吊って、回廊に結びます。
いま写真見たら、だいすけこっち見てる?
場面が次々と変わるからあまり主張する装置にしたくなかったので、照明が暗くなるとフラッグの色が溶けるよう黒にしました。
リトルウェッジの白のフラッグの応用。このフラッグの形が仕立て屋のサーカスっぽくてすごく好き。
板にはあえての赤テープ。
殺陣の陣形やダンスの立ち位置、その他色んな表現に使いました。
照明が入るとこんな感じですが…。
青が加わると、ちょっと蛍光っぽく浮かびあがる。
ぼんやり光る四角が少年漫画の戦闘シーンぽくなって良かった。
舞台装置を立て込んでガッツリ見せるのにも憧れはありますが、この演目はとにかく役者の動きが多かったので、装置はシンプル。
仕込みの時間を短縮することで、スタッフワークの時間もとれました。
衣裳も黒が多かったので、全体的に暗い印象になっちゃうかなと思いましたが、照明で細かに色を調整してくれていたり、SSで人物がひきたっていたりしたので良かった。これは照明の功績ですね。
シンプルなぶん、忍びの住む霧の里・部屋の中・森の中・菊の住んでいた城など、色んなものに使えました。舞台班・照明班、大変お疲れ様でございました。
明日も髑髏姫に関することを書いていきたいと思いますので、お暇なときにでものぞいてみてください。