「リコと暴虐王のワルツ」スタッフ台本も無事に仕上がりました。よかったよかった。
今回は魔法も超能力も銃も出てこないし、演出的にも派手なことはしない予定なので、いつもの1/5くらいのきっかけ数。「らしくない」と言われそうですが、そういう脚本。
ただ、一概に「地明かり」といっても、シーンによってパーセンテージを少しだけいじってるんですね。
心象を照明も一緒に表現するという、照明の先生から教わったことをそのまま実践しているだけなんですけど、暗いシーンが30パーセントだとしたら、明るいシーンは40~50%とか。ほんとに微妙な差で、照明を浴びている役者さんだけが気付く程度の時もある。
効果としては、人間の目ってすごいから、光量のパーセンテージが微妙に変わるだけで、勝手に観方を変化させて、脳に伝える情報量が変わるんだって、へえ~。
そこまで難しく考えてはいませんが、最近見た都内の高校演劇でも手法のひとつとして取り入れられていたので、けっこう当たり前の技術なのかも。
本当に微妙な差なんだけど、そういう差をたくさんつけていきたい。やりすぎるとうるさくなるので注意。
だからキミジャグだと照明のオペさんは「部屋の中の一幕」だとしても、常にオペ卓を操作していたりするので、糖分を定期的に摂取して欲しいと思っています。
キミジャグの鉄の掟「差し入れはスタッフさんから」は、こういうところから来ているのかもしれない。
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