今日は、今月22日(土)・23日(日)に本番を迎える「莫迦トヨと神様」の衣裳作成風景をご紹介いたします。
この記事を読んだ後に本番を見ると、「あ!あの衣裳は!」となること間違いなし。
今回、大事なシーンで登場する【桜の衣裳】と呼ばれるものがあります。
それなら名前の通り、しっかり桜を纏わないと!と意気込んだのですが…。
桜柄の布を探しましたが、お値段がかわいくありませんでした。
ピンクの布だけだと地味だし…。アクリル絵の具で布に桜を描くのも、絵心が必要だし…。小道具班の絵具を勝手に使うと怒られるし…。
ラボでクタクタになったフェルトを発掘しました。
今回は薄いピンクと、濃いピンクの2種類使用していきます。
「買う前に、ラボを見る」衣裳班の鉄則ですね。基本、ラボで見つからないものはありません。
型紙を使って桜っぽくカットしていきます。花びらに切れ目をいれると、桜っぽくなります。
昔は100均のフェルトは薄くて使いにくいイメージがありましたが、最近は質がよくなりましたね。ただひたすら、ザクザク切っていきます。
ここで凝り性と貧乏性が出てきてしまいました。
カットした時に出る端切れがもったいないので、内側に模様をいれるようです。
刺しゅう糸で模様を縫っていきます。
同系色の糸でもいいんですが、黄色とか黄緑の糸を使うと「こなれ感」がでるのでオススメ。キミジャグ衣裳班はボンドとグルーガンは信用していませんので、ただひたすら糸で縫い付けます。
横着をすると、本番何回目かで衣裳が破損したりするので、未来の自分を助ける意味も込めて、なるべく丁寧に縫っていきます。
余っていたビーズも発見したので、中央に!
もくもくと作業し、できた桜の数は104ヶ!すごい!これを素材として、【桜の衣裳】を作成していきたいと思います。
完成した衣裳は、ぜひ会場でお楽しみください。もうほんと頑張ったんで。
衣裳の作業をしていると、「永遠なんてない」としみじみ思います。手を動かせば作業は絶対終わる。皆さんも、ちまちました作業はガッと集中して終わらせて、早いとこコタツでのんびりしましょう。
それでは、また明日☆゚+。(ゝω・´○)ノノ+゚☆
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