台詞量、多い方がいいですか、少ない方がいいですか。こんなことを聞くと「作品に集中してない」と言われそうですが、実際みんなどう思ってんのかな。
キミジャグだと主役=台詞が多いというわけではないので、みんなまんべんなく喋っていると思うけど、虚舟の時のくくりみたいに、舞台上にいるのに台詞がないのは、喋り出すまでその日のポテンシャルが分からないので怖いですね。
先日、「リコと暴虐王のワルツ」で一番台詞があるのは誰か?みたいな話になって、みんなまんべんなく喋ってはいるけど、その中でも…。
美都子さんがめっちゃ喋っているイメージ。
稽古場でこんなに喋る美都子さん、見たことないかも。
「家政婦ハナコは女優でいたい」の時も思ったけど、美都子さんのお芝居って、他の誰とも似てないんですよ。
だから、これからどう噛み合っていくのかが楽しみです。
昔の女優さんは、台本の台詞に番号をつけて、「あたしよりあの子の台詞のほうが2つ多いじゃありませんか、先生」とか言ったとかなんとか。
そういえば山口さんが昔、「ただの台詞が欲しいんじゃない、おいしい台詞が欲しいんだ」と言って、演出部を震撼させたことがありました。
山口さんが天才じゃなかったら怒られてる。天才で良かった。
台詞量の多い少ないはあまり気にしませんが、貰った台詞に見合うお芝居をしていきたい所存。
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