kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

舞台上で楽しむには

「自分にとって舞台は戦いなので、楽しんでいる役者をみると腹が立つ」みたいなことを言われたんですけど、その考えもありっちゃあり。否定しない。戦って戦って、なにか残るものがあればいいけど、な~んてチクチク言葉が出てきてしまうキミジャグです。お疲れ様です。

こちら側としては、なるべくだったら舞台上で楽しみたい。
一生懸命作った作品ならなおさら、お客さんと一緒に楽しみたいと切に思います。

でも、舞台上で楽しむには努力が必要になってきます。
こっちだってヘラヘラ仲良しこよしで芝居してるわけじゃないんだ、分かって欲しい。

ハイキューの名言にこんなものがあります。
「勝負事で本当に楽しむ為には、強さが要る」
ピンチサーバー山口にかけられた言葉ですね。白鳥沢編は本当に熱い。

簡単にいうと(すごい分かり易い写真がありました)

ダンスが踊れると楽しい。

踊れないと楽しくない。

でも踊れるとめっちゃ楽しい!みたいな。

台詞もそうで、ちゃんと練習した台詞なら満を持して披露できるけど、あいまいに覚えたまま舞台にあがると、「間違っちゃったらどうしよう…」と、台詞を正確に言うことに一生懸命になって、その場を楽しめないと思うんですね。

だから日々の稽古や家での復習をちゃんとやる。
「反復・継続・丁寧」は心地ええんや。

キミジャグに対してけっこうキッツイ意見を言ってくる人も、芝居に楽しさを見出してるから演劇を続けているわけです。いわば同胞。愛をあげたい。
長年演劇を続けている方をみると「この人も、演劇にハマる瞬間」があったんだろうなぁと胸が熱くなります。
なんかもう、今日の話、全部ハイキューで例えられる。

どっちかっていうと、うちは稽古と作業が大変だから、本番くらい楽しんでもいいじゃないって感じでしょうか。
この感覚を体感したい人は、いっかいキミジャグに出演してみたらいいと思う。楽しいことをしよう。そのための努力はしてもらうけど。
「ようやく本番だ!この地獄から抜け出せる!」という感覚を、「芝居楽しい!」って勘違いしてる説もありますけど(笑)


色々揃ってきた!車の中がもうパンパンだけど、ガソリンを入れに行くタイミングがないキミジャグの最新公演、もうすぐ本番!

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