2月25日(日)「虚舟」初通し。
初通しは演技の良し悪しよりも、タイムと導線チェックを主にします。「次ここから出ていくのに、前のシーンに出てる人が同じところにハケてきちゃう」とか、「ここは暗転だから、そんな風に動けないと思う」とか。
後半止まっちゃうかなーと思っていましたが、修羅場をくぐってきた奴らの底力で難なく通せました。すごいぞ！
通すと、今までぶつ切りだった感情が一本線になるので、またここから演技が変化していくんじゃないでしょうか。
初通しの後は「このテンションじゃこの台詞言えない」とか出てくると思う。つじつまを合わせるために前のシーンでテンションをあげておくか、台詞の言い方自体を変えるか、こういうのは一度役者さんにお任せしてしまう。それが役者さんの仕事だからね。
みんなが大好きなシーン。写真だけだとなにがなにやら（笑）
後ろのぐっさんが頭を抱えているので、初通しでこのシーンのボルテージがめちゃくちゃ高まっていたことが分かりますね。
タイムもシーンごとに記録して、「このシーンでちょうど1時間でした」「じゃあ、もう少し前半を詰めましょう」など、どこを詰めたらいいのかも分かります。
１日稽古は友ちゃんもぐったり。それを女神の笑顔で見守るちー。体力おばけ…。
ダンス練習→シーン練習→通し→シーン直しを13:00～21:00までみっちりやるので、休憩中はちゃんと休憩することが大事。
あと何回か通しができる稽古日があるので、タイムの変化を確認しつつ、本番仕様のボリュームに整えていきます。通し、大事。
夕方頃は「今日、肉じゃない？」「焼肉？」「ワールドカップいっちゃう？」っていう元気があったけど、夜にはみんな焼肉を食べる体力もなく、日曜恒例のカレーを食べにいきました。
初通し、無事に終わってよかった！
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