kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

おもいで⑪ 「劇団であった怖い話」

「劇団であった怖い話」
ついに怪異を生み出している原因に切り込む首藤編。

おりかさから聞こえてくる支離滅裂な寝言。たぶんたかひとが聞いた「誰かと話しているような声」も、この声だったんじゃなかろうか。
だいすけはナイフを取り出し、おりかさに突き立てようとする。
「君は私が怖いんでしょう。私は君が怖くない」…。
だいすけ思い直し、ナイフをポケットにしまい、おりかさを起こす。
余談なんですけど、いびきの芝居って難しくないですか?どうしてもオエッてなっちゃっていびきは断念したんですけど、上手に出来る方法、誰か教えてください。
ここでおりかさが「舞台上で役者に何かを言わせることができるのは…」と意味深なことを言う。確かに、役者に何かを言わせることができるのはたったひとりしかいない。そう考えると、脚本家ってすごい。
また寝落ちしそうなおりかさにカメラを向けるだいすけ。
すると…。

ここねー。だいすけが写真を撮るのを制止するんですけど、勢い余って携帯ごとだいすけの顔面にぶちあてちゃった時があって、しかもその瞬間カメラが「パシャッ」って音がして(色々起こりすぎ)と思う自分と(あとで絶対怒られる…)とドキドキしながら続けることしかできなかった。
でもぜんぜん怒られなかった。「色々起こりすぎじゃね」って笑ってくれた。めちゃくちゃホッとした。これ、どんな写真撮れてたんだろう。あとで見せてもらおう。
全然動じなかっただいすけすごい。

ちょこっとだけ見える焦点があってない目がこわくないですか。
ここ、写真に残せてよかった。これからの宣材にします。
貞子さん(リング)と伽椰子さん(呪怨)を参考にしました。
一番好きなホラー映画は「残穢」です。よく「また見てる…」と言われています。

怖がらせるだけ怖がらせておいて、再び目を覚ましたおりかさはなにも考えてなさそう。
だいすけの携帯がカメラモードになっているのに気づき、一緒に写真を撮ろうと提案する。まだまだだいすけは訝し気。

だいすけの呼び方が「だいちゃん」になっているので、多分これが本当のおりかさ。開始から1時間30分すぎてますが、皆さんはじめまして。
三池さんからはとにかく毒気のない感じで、と言われていたのでそうしたのですが、メンバーが「一番アホっぽいのが本当のおりかさだよ」と言ってるのを聞いてしまい、反省しました。

久し振りの本当のおりかさとの会話。だいすけの表情も柔らかくなったけど、急におりかさの口から「ト書き」という言葉が飛び出す。
ト書き通り、舞台からでていったおりかさと、あとを追う首藤。
舞台上には誰もいなくなり、オペ卓の2人の会話が始まる。
ここはお客さんで見たかったなぁと思うシーン。

音響の美都子さんの質問に対し、照明ののえちんが照明で答える。カッケエ~。照明でだいぶ表情が変わる舞台。実験的でしたね。

首藤編はここまで。次は、「夢編」と名付けられた謎の章にうつりかわります。

舞台上には、事務所のノック音に怯える友ちゃんが。そんな友ちゃんを煽るおりかさ。
「ドアは内側から叩かれている」っていう話、初見で台本読んだ時、個人的にけっこう怖かったです。
ドアを叩いている人物はずっと事務所の中にいて、今は友ちゃんの後ろにいるという。

友ちゃん、勢い余っておりかさを突き飛ばし、当たりどころが悪かったのか、おりかさは動かなくなってしまう。
ちょうど、風さんの段差がいい感じのでっぱりになっていて良かったね。

最初はリアルに痙攣とか入れていたのですが、「うちあげられたトドやん」って言われたのですんなり死にました。
本番日はけっこうあったたかったので上演中エアコンは消えていたけれど、日曜日の11時回だけ寒かったからエアコンがついていて、目を開けて死ぬとびっくりするほど目が乾いて焦りました。

不慮の事故でおりかさを殺してしまった友ちゃん。
いったいどうなるのでしょう。明日は夢編、後半。
また明日、遊びにきてね。