kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

おもいで⑫ 「劇団であった怖い話」

「劇団であった怖い話」そして惨劇へ…。
ひぐらしのなく頃にだと、綿流し編目明し編が好きです。

不慮の事故でおりかさを殺してしまった友ちゃん。
「どうしようどうしよう」と慌てるお芝居がめちゃくちゃ上手でツボでした。
友ちゃんを部屋から出すだいすけ。おりかさの遺体に近づくと、死んだはずのおりかさは「なぜあの子のことは名前で呼ぶのか」とだいすけに問いかける。
お、お、女~。これに対してだいすけは「そんなつまんないことで…」って返すんですけど、これが悪手だった。
18年間傷ついてきた彼女にとって、一番言ってはいけない言葉だったのかもしれない。

おりかさのなかのおりかさがバグる。なんかもうおりかさって言葉がゲシュタルト崩壊。一気に色んなおりかさが出て来る。だいすけを攻撃するやつ、だいすけに縋りつくやつ、だいすけに興味ないやつ…。「なんか一人マダムいない?」ってぐっさんに気付かれていた。マダムはいました、一人。

おりかさの暴走は続く。山口編に出てきたぐっさんのファン。そんな子は最初からいなかったと煽る。「あの子」は、ぐっさんが作り出した妄想のファン。

kimitojacuzzi.hatenablog.com

このブログとリンクしていて、実はこのファンレターの筆跡はぐっさんのもの。
ぐっさんが自分で自分に書いたファンレター。彼女も最初からおかしくなっていて、怪異そのものを作り出していたのかもしれない。一番マトモそうな人が実はヤベエ奴だったって怖いですよね。
混乱するぐっさんに、「助けてあげようか」とおりかさが話しかける。
ぐっさんはその言葉で我に返り、「助けてもらったら、本当のおりちゃんがいなくなる気がする」と答える。
これは加点材料です。あとでいい台詞がもらえる加点材料。やったね!!
ぐっさんはト書きにより退場。役者はみんな、ト書きには逆らえない。

次にやってきたのはベロベロに酔ったたかひと。そんなたかひとを煽るおりかさ。
煽るおりかさは「おりかさA(あおりのA)」と呼ばれていました。すぐキレるやつは「おりかさB(ぼうりょくのB)」。すぐ泣くのは「おりかさC(ちょっと病んでるのC)」。
書いててワケが分からなくなってきたけど、演じてても混乱する役だったのでしょうがない。
たかひとの中にはフリーの役者という孤独感があった。だから、一緒に消えてくれる?とヤンデレみたいなことを言いだす。みんなおかしい。
おりかさ、何故かそれを快諾する。たかひと、我に返り「そう言ってくれただけでいい」と笑い話にしようとするが…。

突然、ト書き通りに手が動き出し、おりかさを絞め殺す。ト書きの威力たるや。おりかさ、再び死亡かと思いきや、だいすけの登場とともにまた生き返る。

「この劇団であった怖い話、一貫性のない女」
会うたびに、中身が入れ替わっている感覚。だいすけは本物のおりかさはどこにいったのかと問う。
おりかさの体を乗っ取っていたやつは、「私、あたし、わたし、僕、俺」って言ってたから5人いたのかな。たぶん全員性格悪い。

本物のおりかさを取り戻そうと、目の前のおりかさをやっつけようとするだいすけ。解決の仕方が物騒なあたり、キミジャグ味を感じる。
暴力的なおりかさBと一騎打ちに。殺陣、難しいものではなかったけれど間合いが近かったのでこわかったですね。

いい感じにだいすけが追い詰めたかと思ったら、みんながやって来る。
この感じだとナイフを振り回していただいすけが一番の危険人物。
みんなだいすけを責め、おりかさを心配し駆けよるが…。

お前たちのせいで何度も死んだと話し出すおりかさ。
ここで、コサージュの意味が分かったっていう人がたくさんいてくれてよかった。
そう、これは死因のコサージュ。じゃあ、みんながつけている場所は…。

まずはぐっさん。コサージュの部分にだいすけのナイフが刺さる。
ナイフ刺すほうも刺される方も体幹が大事。ビタッと止まりたいからね。

次は、警察を呼ぼうとした友ちゃんがぐっさんに頭を床にガンガンぶつけられる。これも、赤い髪飾りの部分。
ここ、横で見てても「ワァ…」ってちいかわになっちゃうくらいめちゃくちゃ痛そうに見えたけど、友ちゃんは「頭が揺れるゥ~」ってキャハハッって笑ってた。

おりかさが大爆笑をこらえているところで今日は終わりです。

舞台上での惨劇はまだまだ終わらない。
明日は…たかひとがナイフの餌食に…!
また遊びに来てね。