kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

衣裳記録⑩-パレード隊・海底裁判官-

こんにちは、キミジャグです。
今日も海に住む仲間たちを紹介していきます。仲間たちの紹介は今日で最後。

 

【パレード隊/山口・林・疋田・井上】

リュウグウ様のお仕事は、人間が死んだら海の底で魂を浄化して、地上に還すこと。
浄化途中の人間たち=パレード隊と呼んでいました。
遠くで見ても、近くで見ても見た目がやばい。この衣裳が一番布を多く使ったと思います。Dead by Daylightのレイスっぽくしたかったんですが、どこかで方向転換したんだろうな。

照明があたるとこんな感じ。
4人しかいないけどたくさんの包帯人間が歩いているようにみせるために、下手に捌けたら急いで上手に走って、また舞台上に。パネルで他の包帯人間の動きが見えないから、けっこう計算が難しかったみたいです。
「今日は良かったね」「今日はちょっと詰まっちゃったね」とパレード隊の皆さんは反省会をしていました。

ロキの毒によって死んだナダレを連れ去るパレード隊。
優しく起こしてくれる時と、何故かぐいぐい引っ張っていく回があった。未だ理由は聞けていません。

ミクモを育ててくれたばあちゃんも、きっとパレード隊の中にいるのだろうなぁ。そう思うと、切ないシーンですね。

客入れと、このパレード隊が出てくる時に流させていただいた曲があるんですけど、作曲家さんに使用して良いかの問い合わせをしたら、なんと県内に住んでいらっしゃる方で、本番を観にきて下さいました。
こちらは作曲家さんを勝手に男性だと思ってたら女性の方だったし、向こうもこちらを男性だと思っていた。ネット社会のやりとりは、案外分からないものですね。
だから、作曲家さんが観にいらっしゃった回はなんだか緊張しました。音響の美都子さんも気持ち大き目で客入れを流してくれたそう。とても優しい方で、感想を送ってくださいました。
満足していただけて良かったです。異業種の方にお芝居を観にきていただけると、演劇をやってて良かったと思います。

 

【海底裁判官/首藤・駒野】

カッケエ!打ち上げで「あの衣裳がカッコよかったNO.1」に選ばれた海底裁判官。
濃いネイビーの生地と、紫の大き目の鱗。同布で作った紫の帯。シルエットがかっこいい。
ネイビーの生地は海の民で使用しようとネットで購入したけれど、シャリ感が強い生地だったのでお蔵入りになるかと思われたのですが、布幅があったのでマントに。
触ると、傘のような生地。メインで使用するには光沢が出過ぎているのでうちではNG。ネットで布を買うのはまだまだ難しいところもあります。

海底裁判のシーンでは上手下手に鎮座。ラストシーンでも活躍しました。そういえばユノ、「裁判のシーンでずっとメンチ切ってたね」と地元の友人に言われたんですけど、そういう役だよ。

キミジャグ名物、突如訪れる笑えない暴力。今回は焼き印。
首の後ろに押されるんですけど、マントで視界が悪かったのか、2回くらい頭頂部に押されました。髪燃える。

よく見るとマントの形が2匹とも違っていて、駒ちゃんが着ているマントは長方形の布で作られていて、首藤くんが着ている方はT形の布で出来ています。首藤くんは焼き印の、腕をあげる動作があったからです。
マント…。もしかしたらキミジャグではもう100枚くらい作ったんじゃないかな。「次も使おう」と思っても、色とか質感とかの違いで結局公演ごとに新調している気がする。

本編でもカッコよかったんですけど、海底裁判官はオフの時もかっこいい。この、少し顔とか首が見える感じがいい。共感してもらえるでしょうか。

あと、フードとった時。「ははーん!中身は首藤さんでしたか!」となる。
昔Laputaってバンドが好きだったんですけど、何故かそれを思い出しました。

ご紹介する衣裳もあと少し(本編は)。
海底のパーティー服。これも全部かわいくできました。息が出来ないほどの早や着換えだったなぁと、しみじみと思い出します。
もう少しなので、また明日イカゲソ噛みながら読んでください。