kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

衣裳記録⑪-パーティー ロキ・ナダレ-

いよいよ「深海のパレード」の衣裳紹介もあと少し。
本日はパーティーシーンの衣裳を見ていってください。

 

【ロキ・パーティー/首藤大亮】

ロングジャケット、光沢のある紫のシャツ、首リボン、サッシュ。
ご機嫌なロキを象徴するかのようなハッピーでかっこいいお衣裳。ロングジャケットは「 Grinning Ghost!」の時にエビちゃんが作ったものです。ゼロから服を作れてたエビちゃん、すごいな。

このタコの吸盤をイメージした飾りをつけるのもめちゃめちゃ時間がかかりました。よくみると、ひとつの吸盤に小さなビーズが8個ついてるんですね。気が狂う。
しかもこの衣裳も10分くらいしか着てないし。もう残りのシーン、全部これ着ててくれよ、とまで思いました。

おしゃれポイントは首のリボン。ここにも吸盤がついている。タコ一族はお金持ちという設定なので、なるべく細部の光沢とか形のキレイさにこだわりました。
このパーティー服への着替えがめちゃくちゃ爆速らしく、舞台裏を走り抜けるロキをよく見かけました。ロキはパンツも含めて、全とっかえだからね。

照明があたるとこんな感じ。お金持ちのお坊ちゃんが無理やり開いたパーティー。でも、みんなもおしゃれして集まってくれてるのを見ると、やはりロキは愛されキャラだったのだなぁと思います。

パーティーではしゃぐロキ。ナダレとの温度差がすごい。

 

【ナダレ・パーティー/織笠裕美】

水色のワンピースに、造花を縫い付けました。大き目の髪飾りと、靴にも造花。パールの腕輪。
ピアノの発表会のようなカンジになってしまいましたが、金持ちのボンボンが彼女の趣味とか分からずに買ってきたドレスという設定なので、これはこれで正解だったのかなと思います。オワンちゃんも水色のワンピースを着ているので、ロキは水色の服が好き説が浮上。

靴はドンキで300円くらいだったので、遠慮なく造花を縫い付けられました。安い靴はものすごく縫いやすい。
靴になにかをするときは、絶対にボンドじゃダメ。針と糸が鉄則。ボンドやグルーは手軽だけど、衣裳に関しては裏切られることが多かった。あと、次に使う時にリメイクしにくい。
「どうしても間に合わない!」という時、ボンドで間に合わせたらやっぱり本番中不具合があったし、生地自体、再利用できなくなってしまったので、キミジャグの衣裳班はアンチボンド派。
でも、コニシ株式会社さんの「裁ほう上手」というボンドはとても良いものらしいですね。縫うより強くて、洗濯OK。HPをみても、「#縫うよりボンド」と書いてある…。ほんとかよ~。でも使わないことには文句も言えないので、近い内に使ってみようと思います。もしかしたら衣裳班に革命がおこるかも。

髪飾り。よくよく見てください。水色のチュールレース…じゃないんです。これ、台所用のゴミネット。かわいそう。でも、みんなゴミネットに見えないって言ってくれたし…。もしかしたら気を使われているだけだったのかも知れないけれど…。いつか、予算を気にせず、レースとか生地を買ってみたいな。

エチゼンさんは「まあ、なんて豪華な髪飾り!」って言ってくれたからいいか。

照明があたるとこんな感じ。実はスタッフさんもダンスシーンでは裏でリズムに乗ってくれていたので、パーティーのシーンでは私だけお客様の後ろで踊りまくるスタッフさんを見ていました。すごく元気でた。

パーティーシーンは華やかでいいですね。
明日はホホジロさんとオワンちゃんのパーティー衣裳をご紹介したいと思います。こちらもだいぶ華やか。
ミルフィーユ剥がしながら読んでください。