kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

台本置き場

台詞もすっかり頭に入り、白熱する立ち稽古。
でもまだまだ覚えることが多く、照明やSEの入る場所、出はけ口は忘れないよう、すぐ台本にメモしたい時期。
なので、現在の稽古場はこんな感じ。

パネルに見立てた椅子に各々基地を作って自分の台本を置いています。
はけたらすぐに台本に書き込みができる。
床に置くと踏まれる可能性があるけど、椅子の上だったら大丈夫。でも、うっかり他の人の台本に書き込みをしそうになることもしばしば。

「あれ、このシーンの出はけ、メモってない。上手と下手と中央、どこから出るんだっけ?」と迷ったときは、山口さんの台本をそっと盗み見ます。山口さんはみんなの出はけ口をメモしておいてくれるからです。やさしい。

いっぱいメモって書き込みして、どんどん汚れていく台本。本番前になると、それはもうお守りのようなもの。
書き込みの方法も、みんな違ってみんないい。
台本は最後まできれいに使いたいから、付箋を貼ってその上に書き込みする人なんかもいます。

昔は「他の人の台詞を覚えなくなるから、自分の台詞にマーカーをひいちゃだめだ」とか「片手で持てるよう製本しなさい」とか色々教わったけど、結局好きなやり方が一番。
自分の台詞にマーカーをひいていても、誰よりも上手にお芝居をする人もいたし、バラバラのままの台本もっていても自由に演技する人もいました。
若い子たちには色んなやり方を見てもらって、自分に向いているやり方を見つけて欲しいですね。

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