kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

見所紹介④海の上と下

本番が近づいて参りましたので、「深海のパレード」の見所紹介も急ぎたいと思います。

過去の見所紹介はこちら↓

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何回かブログでもお話させていただいているのですが、今回は海の上と下でお話が進みます。
フライヤーのあらすじにもありますが、海の生物たちは次の海底の王様を決めなくてはいけないらしいです。
海底に王様がいるということは、海の上にも王様もいるいうこと。ストーリーの大筋としては、そんなお話。

登場する海の生物たちはタコだったりクラゲだったりサメだったりするので、稽古中は「そこじゃないよ、タコ!」など、暴言と間違われるような演出になってしまいます。
「ここでクラゲの大群、ふわふわやってきて~」とか、「チョウチンアンコウが明るく照らすよ~」とか、お遊戯会のような会話ばかりしていますが、ちゃんと真面目にお芝居しています。

話の軸となる、海の民の少年と、タコ。
キミジャグの駒野と首藤くんですね。
いままでこの2人だけの絡みってあんまりなかったので、観てて新鮮な気もします。
この2人、芝居の作り方が正反対。
パッションがあって台詞が体から出て来るのか、逆に台詞があるから体からパッションが出て来るのか。
正解がない分、演劇論を語る時は必ず出る話題だと思うんですけど、まさにこのふたつを体現している役者さん達だなぁと。だから、芝居の噛み合わなさが面白いというか、噛み合わない歯車がセクシーというか…。
また語彙力のなさで、この2人のシーンの面白さをお伝え出来ない。もう観に来てもらうしかない。

キミジャグでお芝居を作る時は、爆速で息を合わせて突っ走る感じなんですけど、この2人のシーンにいたっては、じっくり煮込んでいる感じ。
海の上と海の下、生きている場所が違う2人の会話を楽しんでいただけたら嬉しいです。


演出の迷言「刺せ!台詞で刺してけ!」がでたキミジャグの最新公演、チケット販売中

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