kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

台詞を覚えて

こちら、最新の稽古場ショット。
さすがに1か月切っているので、もう台本を持っている奴はいない。
今回の台本、人によって解釈がだいぶ変わってくる類の本なので、演出もまだまだ迷走しております。思いついた事を稽古場でずーっと試している感じ。
逆にいつもやってるファンタジーって、答えがある程度明確に決まっているので、そんなに悩むことはないのですが…。
丁寧に作っていきたいと思う反面、考察とか後付けでいいから台詞のままに乱暴にシーンを仕上げたい欲もある。そういう台詞が散らばっている作品。

キミジャグ18年目にしてこういう内容の芝居をやるのはワクワクする反面、怖くもあります。言葉だと伝わらないと思うので、ぜひ実際に観て「はーん!なる~!」と思ってください。

これは昨日ブログでも紹介した、小道具の写真を使ったシーン。
ホラー&ミステリーということで、謎解き要素も含まれています。違和感を覚えた部分を思い返しながら見ると、どこかのタイミングで腑に落ちる瞬間があるかもしれません。
「実験的な演劇」と謳っているので、実験的な稽古になるのは必然的なのかな。

全員がキーになる台詞を持っているので、役者は違和感を取りこぼさないよう、台詞中ずっと緊張している気がする。
この感覚、どこかで…と思ったら、やっぱり謎解きイベントをやっていた時の感覚だった。ずっと手汗止まらない感じ…。

なんだか難しそうなお芝居かと思われそうですが、【キミジャグの同人誌】で間違いないので、「キミジャグの内部ってこんな感じかな~」と想像しながら観に来て貰えたら嬉しいです。
メールで「キミジャグの恋愛ものが好きなのですが、今回恋愛要素はありますか?」という質問をいただいたのですが、どこをラブシーンと捉えるかはあなた次第。ラブっつったらラブ。キルっつったらキル。そんな芝居。

脚本担当者が、大好きな映画「リリィ・シュシュのすべて」みたいな雰囲気の演出にしてくださいって言ってきたけど、それ言うなら脚本から見直して欲しい(笑)ちょっと寄せられないかも。

怖い話と色気は表裏一体。
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