最初に言っておきますが、今日の振り返りは長いです。
なんといってもみんな大好きな娼館のシーン。
演出としても遊びの部分で力をいれたシーンですけど、写真の枚数もすごく多かったです。掛札さんのカメラマン魂を刺激したのか、単にめちゃくちゃ動くから枚数撮ってくださったのか…。
なので、お時間のある時に読んでください。では行きます。
教会は、夜は娼館になる。ここでは人間であれば男も女も関係なく愛し合うことができます。お金を出せばの話だけど。
客の呼び込みをするのはビッコ。多分バイト兼、大好きな人間の観察にはもってこいの場所だから。
台詞でも、「リトルウェッジの神様はそんな野暮な事言わないからね」など、みんなが信仰している神様と、リトルウェッジの神様ってもしかして違うのかも?と匂わせがはじまるのもこのあたりから。
ダンスにむかうビッコの背中には、曲名にもある悪魔の羽根。神様がいたずらで悪魔の真似事をしてるのは、力を失くした自分を皮肉っているのか。
なんでこの曲だったかっていうと、「3.2.1.GO!」で歌いだすのとビッコの「3.2.1」をかけたからですね。
絶対まともさんに似合う曲だと思ってた。左のはじに!!転換の人が!!
下手チーム。みんないい顔してる。このダンス、好きだったもんね。ちかちゃんの衣裳見てください。これ、私が縫ったんですよ。ひらひらしててかわいい~。
上手チーム。こちらもいい笑顔。
修道女の服を全員10秒以内に脱ぐ。脱いだ瞬間涼しくて気持ちよかったですね。
ビッコだけでなく、みんなの衣裳にも背中に悪魔の羽根がついてます。
みっきー!!アイドルじゃん。飲み会で「俺、アイドルやってた時あるんだ」って嘘つける写真、爆誕。
こちらのぐっさんも、歴年のダンサーを思わせますね。白い衣裳、照明映えしていいですね。
このダンスの振り付けは駒野が担当しました。フォーメーションとかが綿密に計算されていたので2列→3列→横動き→縦動きなど、キャストが混乱しないシンプルな流れながらも、お客さんも見て楽しいダンスになっていたのではないでしょうか。
サビでスペシャルの白の照明がカーッと明るくなる瞬間があって、これは映像で見ても「おお~」となりました。
ダンス照明は大まかなイメージ以外はオペさんのセンスに任せてしまうんですが、他の曲との対比も考えて派手派手にしてくれました。
ちかがもう、地上に舞い降りた天使にしか見えねぇよ。
ここね。
アンケートにもたくさん感想がかかれていたシーン。ビッコが手をあげてるだけなのにバチクソかっこよかったとの噂。
映像を見てなんでこんなにここが良かったのか検証したんですけど、最終的にオーラの話になっちゃいますね。何度も言うけど「僕を見ろ」感。ああ~…。
クダン、やってきてしまう。「え、なに、ここ…」感が出てていい。夜のリトルウェッジの洗礼。
ビッコのガオ!って動きにビビるクダン。映像で見ると面白い。やはりクダン、得体のしれないものに対しては弱い説が濃厚になってくる。
いつのまにかダンスに巻き込まれるクダン。
このダンスも前半は首藤くんだけ踊らないけど、3月公演では特別企画でもう一回踊ることが決定しているので、前半を今から覚えてもらいます。
このなごちゃんの表情もセクシーでいいですね。掛札さんのお写真は、こういう美しさをたくさん写してもらえてて嬉しい。
こことかも、腕のスジとか衣裳のシワとか照明の陰影がきれい。
ダンスが踊り終わり、お客に買ってもらえなかった修道女たちがクダンに買ってもらおうと近づく。このクダンの表情、珍しいね。
クダンが【噂の戦場の英雄】だと分かり、今までからかってきた事を後悔する娼婦たち。足をガクガクさせるんですよ。こういうシーンはベタなほうが面白い。
しかしビッコは怯えなくていいと諭す。ここは【神様ビッコ】と【普通のビッコ】を台詞のセンテンスごとに入れ替えていて、すごい細かくお芝居の切り替えをしていたんですね。まともさんの台本の膨大な書き込みの量は、こういうことを分かりやすく、しっかりやるためだったのかなと思いました。
今までの行為をクダンに許して貰おうと謝る娼婦たち。ここのお芝居もベタでかわいかった。ベタっていっても、やるのは結構難しいよ。
「別に怒ってない、本気でバカにされていると思ったら、お前らはもう頭と首が離れてる」と、一応かましておくクダンさん。舐められっぱなしはよくないもんね。
後ろからクダンを迎えにくるビッコ、かわいい。
ついにクダンは魔女の部屋へ。彼を待ち受けているのは…。
次回、舞台はハナの部屋へ。あれ、振り返り、10月で終わるかな。
映像も並行して見ながら書いているので、思い出すことが多い。
【番外編】