kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

おもいで-7-

こんにちは、キミジャグです。
youtubeのウサギ団長のチャンネルで、ついに顔出し(?)動画があがりました!はしゃぐ織笠と山口を、ぜひご覧ください。

www.youtube.com

さて、いよいよクダンは因縁の魔女の部屋にやってきました。
自分の部屋に会いたかった人が来て喜ぶハナ。ここのハナの芝居がすごくオタクっぽかったと言われました。なんでしょうね、推しに会った感覚の再現?

でも、なんか推しはめちゃくちゃキレてる。
確かに戦争はハナの叶えた願いのせいで勃発したけれど、ハナ自身どんな願いが叶って戦争に結びついたかなんて分かっていないし、実際ハナには関係ないので、クダンはクレーマーですね。

でも一応、責任がゼロではないので、神様にお祈りして…。

命をもって責任をとる女。考えが過激すぎる。これにはクダンもビッコもドン引きです。死んだことがないので死が怖いか分からない、とは言いますが、ビッコは何度もハナの死を見ているので…。

今回は自分の手を犠牲にして、ここでのハナの死は回避。ひとり置いて行かれているのはクダン。リトルウェッジの洗礼を受けすぎな男。
短いシーンですが、台上ですべてを完結させなきゃいけないのと、剣という長物があったので、何度も立ち位置の調整をしたシーン。調整しすぎて、どれが本当か分からなくなる瞬間もありました。こわいよね、こういう考えすぎたシーン。

コーザ登場。ここでの殺陣は手合わせ程度。コーザがクダンと対等に戦える強さを持っているという説明だけでいいので、殺陣自体はシンプル。

全体でみるとこんな感じ。教会側VSクダン+ハナ・ビッコという陣形ですね。

前回版はクダンとコーザの戦いというより、ビッコに暴力をふるったコーザにハナがキレちらかして部屋から追い出すというシーンでした。再演版でだいぶ膨らませました。

クダンはここで、ハナは間もなく魔女として火炙りにされることを知らされます。リトルウェッジの残酷さにふたたびドン引きしていると思う。

この、修道女の前に立つコーザ、かっこいいですね。コーザとしては誰も怪我しないよう、とにかくクダンに剣をしまってほしい心持ち。台本をよくよく読むと、わざと自分にヘイトを集めるようなセリフ回しになっていて、コーザの天井知らずの優しさが分かる。

しかしヘイトを集めすぎて、全員からリンチを受けるコーザ。

こういうごちゃっとしたシーンを整理するのに、時間がかかりました。合間を見て河原さんやまともさんがみんなに演技指導をしてくれていて、すごく助かりました。

ここから2コマ漫画になるんですけど、自分を差し置いてみんなが騒ぎ出すからブチ切れるクダンさん。

ハナ、話聞くの飽きちゃった??なんかみんな自分の話をしているけど、教会の鐘がなったので「ご飯の時間?」と思っている顔ですね、これ。

ようやく部屋に2人きり。でも、クダンのPTSD発動。
本当はここ、ベッドの後ろから死んだ仲間たちの幽霊を登場させたかったんですけど、ベッドは絶壁にあるので断念。次にやる時の課題ですね。

クダンの罪は、まもなく火炙りになる自分が全部天国に持って行くというハナ。
ここで初めてハナがクダンの名前を知ることになるのですが、「クダン、やっと聞けた。死んでも忘れない」という台詞、一歩間違うとめちゃくちゃヤンデレ

ハナの部屋からの帰り道。
絶対にツケを払わない修道女VS絶対にツケを払わせたい酒場の店主の争いに巻き込まれるクダン。
人類最強説とはなんだったのだろうか。

前回版は修道女という役がなかったので、、リトルウェッジのとうもろこし畑を荒らすサルを店主が追いかけているという設定。昔のキミジャグ、攻め過ぎじゃない?

ビッコは、3秒先の未来が見える時があるらしい。
ここのビッコとクダンの会話は今後の展開に関わる大事なことをたくさん言うので、他のシーンよりもスピードをだいぶゆっくりにしてあります。中盤だからツラツラっと行きたいところを、我慢してゆっくり。

前回版だと、なぜかここで二人に友情が芽生えていた。今回のクダンはだいぶニヒルな男になったので、まだビッコにも心は開かない。

ビッコと入れ替わりで駒ちゃん修道女がクダンの剣を持ってみたいとお願いにくる。
あまりの剣の重さにびっくりする修道女。ここの体の使い方も、河原さんが指導して下さいました。
「重いものを持った時の体の再現」、案外できないから、みんなも練習したほうがいいよ。実際に重いものを持った時の体と、舞台で魅せる重いものを持った時の体は使い方が全然違うので、日々研究。

ここの「修道女がクダンにツッコミをいれる」演出は河原さんより。河原さんいわく、「このシーンのクダンはボケてるのに誰もツッコまないからもったいない」とのこと。実際、駒ちゃんがツッコミをいれることにより、微笑ましいシーンになりました。

クダンの心の氷は解け、自分を憎んでいると思っていた仲間たちも笑顔に。よかったねぇ。この一瞬のために、友美とかんたとなごみがもう一回着がえたの、偉いな。

次回、クダン魔女の部屋にお忍び編。お楽しみに!