kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

見所紹介②「3人の脚本家」

「劇団であった怖い話」の見所といったら、やはり3人の脚本家の怪談作品が一気に見れるところではないでしょうか。
本日は、ひとつひとつご紹介していきたいと思います。

まず、執筆協力一人目、プロフェッショナルファウルの渡辺キョウスケくん。
キミジャグだと、昨年「ジョージくんとひかり先生のダンス」の風ver.でも、寄稿してもらいました。

これ。ガンダム。キミジャグでやるキョウスケ作品は、基本的にガンダムか戦艦が出てくる。
しかし皆さん、今回のキョウスケ作品に、ガンダムはでません、すみません。
こちらとしても「え!?ガンダムでないの!?」と口に出してしまったほど。彼も今回、ふざけちゃいけない雰囲気を感じ取ったそうです。

渡辺キョウスケ作品、タイトルは「演じてはいけない脚本」

あらすじ
事務所内の片付けの最中、役者たちは置きっぱなしにされた脚本を見つけ、戯れにそれを演じてみることに。
奇妙なことに、その脚本の中では自分たちが実名で登場し、状況も事務所の片付けで集まっているという設定。
不気味に思いながらも、役者たちは台本を演じ続ける…。

あらすじだけでもちょっと怖い。個人的には、怖い話の王道だと思います。でも、台本が置いてあったらみんなでやっちゃうよね。しょうがない。
PFの話も垣間見えて、思わず「ふふっ」と笑ってしまうところもあります。この作品が舞台の入口になるかと思いますので、ご期待ください!

 

執筆協力二人目、演劇UNITホープフルモンスターの安島崇くん。
リトルウェッジの転換役の彼です。安島くんの活躍はこちらのブログをご覧ください。

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安島くんの姿を見ると嬉しくなって駆け寄ってしまうんですけど、一瞬見せる「うわ…来た…」からの「お疲れ様です」スマイルがたまらないですね。

安島崇くん作品、タイトルは「演技指導」

あらすじ
キミトジャグジーの首藤には、定期的に見る夢がある。
自分たちの舞台を、なぜか客席から眺めているのだ。
舞台上には自分の姿もある。
その晩も、首藤は同じ夢を見ていた。

いつもと違ったのは、なかなか目が覚めないこと。
演じられている内容は、劇団内でのいざこざを題材にした、殺伐としたものだった…。

こちらは属性的にはヒトコワですかね。でも、その一言では言い表せない仄暗いものが垣間見える作品だと思います。安島くんの優しいところは、「キミジャグにあるであろう衣裳と小道具」を把握していて、それを使ってくれるところですね。
あと、解釈によってやり方が無限にある作品なので、演出助手駒野もすごく悩んでいる作品。そう、毒があるんですよ、彼の作品は。けっこう後から効いてくる系の毒。なんかこう、横断歩道の信号待ちで「…今思えば、あれってもしかして…」って思い出しちゃう系の毒。ご期待ください!

 

そしてラストは、キミトジャグジー三池順太作品。
タイトルは「劇団であった怖い話」

オムニバス形式で話は進みます。
井上が体験する、キミジャグ事務所での怪異。
山口に届く、ファンレターの話。
疋田と、おかしな構図の写真。
首藤が語る、「うちの劇団であった怖い話」
そして、織笠という女の話。

会場に入ってすぐに目に入るものがあるかと思いますが、お話が終わった後にもう一度見てもらえると、このお芝居が終わったあとの「その後のストーリー」が垣間見えるかもしれません。
初見では三池さんっぽくない台本だなと思いましたが、やっていくうちに「もしかして、これが本当の三池作品なのかもしれない」という思いが出てきました。18年間思っていたことが言えてよかったね。私もとても感慨深いです。全然そんな話じゃないのに、なんだか台詞ひとつひとつに込められた意味とか思いとか、色々と考えて泣いてしまう。秋だから??怖い話と侮るなかれ。これが、ファンタジーやミステリー、色々なお芝居を経て作った、私達の作品です。

来週の今頃は…仕込み前日!?時の流れが早すぎる。
でもその前に。

明日から!!TEAM・C2シンドロームさんの公演がいよいよ開幕!!
織笠がアフタートークでお邪魔するのは、明日の18:00回。
「宣伝していい」って言われたけど、観劇後だときっと胸がいっぱいで自分の公演の話出来ないと思う。
アフタートークには執筆協力していただいているキョウスケと安島くんも一緒なので心強いかと思いきや、寝首をかいてくる2人なので気を付けます。

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観に来てね!!

 

「劇団であった怖い話」こちらもご予約受付中!

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