kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

おもいで⑨ 「劇団であった怖い話」

「劇団であった怖い話」もだんだんと闇が深くなってまいりました。
今日は疋田編へ突入します。

「舞台でする怖い話は多かれ少なかれ華が必要だ」とおりかさは言う。
三流の幽霊のほうが演劇では重宝されるとのこと。
意味が分からないメンバーは、もっと簡潔に説明しろという。

三流→いきなりギャッと驚かせる。
二流→佇まいで戦慄させる。
一流→そこにいなくても、恐ろしい。
おりかさは、自分は死んだら一流の幽霊になるという。オープニングで「おばけなんていない」と言っていたおりかさにしては変なことを言うし、遂にはパネルの裏にひっこんでしまう。なんとなく気味が悪くなり、みんなはもう戻ってこいというが、パネルの奥におりかさの姿はない。
「どうせいつもの悪ふざけだろ」とだいすけがパネル裏を見に行くと…。

飛び出るおりかさ。連写で撮ってもらったから見て。
だいすけがめちゃくちゃ驚いてくれるんですよ。いわゆるびっくり系だったので、すぐさまぬいぐるみ席の皆さんのメンタルケアに行く。

驚かせた制裁として首を締め上げられるキミジャグ。恐ろしいよ。
ぐっさんと友ちゃんは面白がって「ここまで来い」とか言う。
止めてくれるのはたかひとだけ。こうやって見ると、井上編では「キミジャグ異常」と言っていた友ちゃんも、ちゃんとキミジャグに染まっているのが分かりますね、この時の友ちゃん、すごい笑顔だったの覚えてる…。そういえば彼女、Xで「ぐっさんにゴミ袋をかぶせるシーンが一番楽しかった」って言ってなかった?やばくない?

いじめられたことはちゃんと報告をする。泣いているところまで撮影する鬼畜だいすけ。
たまに「参考にしてる役者さんとか演出家さんはいますか」って聞かれるんですけど、最近は「悪魔のメムメムちゃん」という漫画を参考にしてます。たかひとだけは分かってくれた。心の友よ。すごいテンポのいい面白い漫画なので、演出もあの早さで進めたい。みんなも読んで。本当に面白いんだ。

ちゃんと敵をとってくれるたかひと。いいよいいよー。
「力を入れている風に見えないけれど、実はたかひとはめちゃくちゃ強い」っていうシーンなんですけど、そうなってくるとキョウスケ台本でこのたかひとをぶん投げた友ちゃんが一番強いってこと…?

そしていよいよ疋田編へ突入。
疋田編は、たかひとと構図のおかしい写真の話。
この劇怖特有の、スポットのなかにひとりぼっちの写真、全員分あるんですけどいいですね。

たかひとの好きなものはお酒。最近はカヴァっていうワインが好き。
お酒うんちくを話していると、うしろでぐっさんと友ちゃんがこの前の飲み会で撮った写真をみてはしゃいでいる。
エアドロップとデジタルフォトフレームを使わない、昭和のキミジャグ。なにかと写真を現像しがち。

みんなで写真をみながらワイワイする時間は楽しい。
そんななか、友ちゃんがたくさんの写真のなかに、奇妙なものをみつける…。

怪談ではよくある「心霊写真」。
でも、おばけは写っていないけど確実に心霊写真だと思える「見えない何かが写っている写真」って怖くないですか。これはそんなお話。
明日は疋田編後半。また遊びに来てね。