kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

おもいで① 「演じてはいけない脚本」

今日から舞台写真とともに、公演の振り返りをしていきます。
まずは渡辺キョウスケ作、「演じてはいけない脚本」から。

しょっぱなは三池くんの語りでしたね。
録音なのに噛むんじゃないかと勝手にドキドキしておりました。
イケボってたくさん言ってもらえて嬉しいね。「zoom繋いでキョンと安島君と脚本家ラジオ録ろうぜ」案もあったんですが「まだその段階ではない」と言われボツになりました。そのうち聞けるかも。脚本家ラジオ。

「演じてはいけない脚本」開演。

事務所に片付けにやってきた面々。ブーブー言いながらも片づけを開始するが、首藤がふと置かれた台本を見つける。
台本が置いてあったら、「読もうぜ!」ってなっちゃうよね。
次回公演の台本かも…と、みんなで読み合わせをはじめる。
しかしその内容は、さきほど事務所に入ってきた時に彼らがした会話そのものだった。

この「同じ台詞を2回繰り返す」シーンですが、2回目は役者として台本の台詞をしゃべっているので、ちょっと大仰に表現。
最初とまったく同じく演じても良かったんですけど、キミジャグは初読みは大袈裟に台詞を言う傾向があるので、そっちに寄せました。
これ、動きを最初のシーンを寸分たがわずトレースしてもおもしろいシーンになると思う。
全部日常の台詞なので、緩急を大事にしました。

「やばいやばい」と台本を投げ捨てる面々。台本を!投げちゃ!だめでしょ!でもそんなこと言ってられない。薄気味悪さを感じる面々。

友ちゃんとぐっさんはもう読むのをやめようという。でも、誉人は続きが気になるから、だいすけに「続きを読んで」という。

突如誉人を批判しだすだいすけ。「生き方が雑」

あまりの言葉に全員ドン引き。これはキョンが書いた台詞ではなく、最初に出演者から「今まで言われてつらかったダメ出し」的なのを調査したうえでできあがった台詞です。驚いたねぇ!

怒る誉人に、「台本に書いてあったことを読んだだけ。お前も読んでみろ」と言い訳をするだいすけ。
誉人、今度はだいすけに反撃。「お前といると疲れる」
結構ハラハラするシーンですが、稽古中は全員ゲラゲラ笑っていた。案外、みんな若い頃に言われたことに対するトラウマを昇華した感じなんじゃないかな。
キョンがめちゃくちゃ気にしてたけど、役者は強いので大丈夫です。

遂につかみ合いが始まる。これ、誉人タンクトップバージョンの写真も残しておけばよかった。だいすけが持つとこなくてスカッスカッってなって、本当に面白かったのに…。

ケンカを止めようとするぐっさん。しかし、今度は友ちゃんが台本を読みだし、ぐっさんに辛辣な言葉をなげかける。「ぐっさんって、結局なにやっても同じ芝居だよね」…。
ぐっさん名物「なんそれ」が出たところで、また明日!

このいざこざシーンに私は参加できなかったんですけど、普段のみんなとは違うお芝居が見れて楽しかったです。
ファンタジーだと仰々しい台詞が多いし、水戸市民演劇学校出身者が多いので「台詞は台詞」としてとらえてしまうクセがあるので。
そういう意味で、難しい脚本だったなぁと思います。
後編もお楽しみに!