kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

初読み

「虚舟」の初読み合わせがありました。
台本があがったら稽古は芝居メインになるので、ダンスや歌は稽古の合間か各自自主練となります。

三池さんはほとんど台本の締切をぶっちぎることはないんですけど、今回はラストシーンをどうするか演出部で意見がまっぷたつに分かれたのでだいぶ難産だったみたいです。
なので、ラストシーンは読み合わせをしてから決定することになりました。新しい試み。ラストシーンの3ページ、いったいどっちに転がるのか…。

初読み合わせはなるべく楽しく。
読めない漢字とか、単語の意味を調べながら進めていきます。
役のイメージを膨らませながら、なんとなく情景を思い浮かべつつ読んでいく。
「ぜったいこれ伏線だ!」とか「なんでこんなことに…」とか、思い思いの言葉を口に出してオッケー。
この感想ってお客様の感想と限りなく近いものがあるので、初見で「わーっ」となったシーンは後々舞台に乗せる時に膨らませられるようにしておきます。

照明さんは使う照明をチェック、音響さんは世界感にあう曲をチェック。各々やることが違うのが初読み合わせ。

キミジャグだと読みはほぼ1回。次の稽古からは立ちに入ってしまうので、集中しつつも楽しく読むことができました。

ラストシーンの台本はすでに2種類手元にあるので、三池さんは「脱稿」という形になりますが、「PFは脱稿したらくす玉割ってもらえて、飲み会まであるのに…」とぼやいていました。
劇怖以降、水戸の劇団事情に詳しくなってて笑う。こっちはこっちで台本があがったら忙しいんです。

【初見印象メモ】
・首藤くんを守ってあげたい。
・井上友美の真骨頂が見れる。
・ちーはあの世界を好きに生きてもらう。
・のぶりんの二役、どう演じ分けれるか楽しみ。
・ぐっさんがぴったりハマってよかった。
・誉人が鍵。

こんな感じ。
キャストの皆さんにも、虚舟にどっぷりはまっていただきたいですね。また明日!