全部の部署が動き出すと「部署打ち合わせ」というものがあります。
・舞台
・小道具
・音響
それぞれの担当さんと腹を割って話す。だから、ちゃんと準備をしていかなければなりません。
半端な気持ちで打ち合わせすると「こっちのほうがちゃんと考えてるんだから黙ってろ」みたいになっちゃうからね。
衣裳に関してはすでに打ち合わせ済み。
照明に関しては、どういう照明が使えるか分かるのがもう少し先なので、まだ案を温めている最中。
特に小道具はファンタジーだと「小道具担当が思っているもの」と「演出が思っているもの」が違っていたりするので、自分も小道具担当になったつもりで《小道具一覧》を作っていきます。一覧を作ると、「wow！大変そう！」という思いが一気に沸き上がり、優しくなれる気もするので…。
あとは、小道具と言っても鞄とか小袋は衣裳班が担当したほうがいいし、手紙とか紙系は制作班が作った方がいいものもある。
キミジャグのいいところは「じゃあ、あれ作ってくれたから、これはこっちが作るね」って言えるとこですね。言い方を変えれば相手に借りを作りたくないってことだけど。
小道具って大変だよね。台本に書いてあるものだけじゃないもの。【酒場のシーン】なんてあると、出ているみんなは何を持ってるの？ってなるし、【戦いのシーン】だって、この役はどんな武器を持ってるの？って考えなきゃいけないし…。
でも、きっといいものを作ってくれるんだろうな。wow！どの部署も大変そう！
この世界はどんな舞台で、どんな小道具がでてくるのか？？キミトジャグジー最新作は魔女と人間の物語。
