kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

衣裳記録⑮-森の木霊たち3-

リトルウェッジの森に住む木霊たちの紹介も今日で終わり。
本日は可憐な2匹の木霊の衣裳をご紹介します。

【花の精C/井上 友美】

ともみ木霊。
帽子の花びらが開いてていい感じ。ともみもストライプ背負ってんなぁ。
木霊の衣裳は全体的にサーカス団を意識して作ったので、全員違って全員良かった。
逆に修道女はみんなお揃いのデザイン。スカート丈とか袖の形で個性を出していく感じ。

スカート部分を見ると、けっこうおもしろい作りになってる。ターンするとポンポンの重みでスカートが広がってシルエットもかわいかったです。

 

【キノコの精D/いなだかんた】

かんた木霊。小さめのドット生地がかわいい。
かんたちゃんの手首飾りはボア生地。ひとえに手首飾りと言っても、いろんな種類があったんですね。

こちらも、スカート部分がおもしろい作り。確かに、こういうキノコあるかも。
このスカートはターンすると、このヒラヒラした部分だけが広がりました。実際に着て、踊ってみないと分からないこともあるなぁ。

ここでもう一度このデザイン画を見ると、思ったより忠実にデザイン画に沿って衣裳を縫っているかが分かってもらえると思います。

リトルウェッジは衣裳数は多かったけど、新しい素材はそんなに使わなかったので、仕上がりがある程度想像できたので助かりました。
時間がない中、新しい素材に挑戦して「やっぱりだめでした」っていうのが一番怖い。

現在はすでに次回公演・その後の公演の衣裳が縫い始まっているので、新しい素材に挑戦するなら今のうちなんですよねぇ…。
個人的には柔らかくて薄い正絹を縫ってみたいんですが、目が詰まっているのでミシンより手縫いがいいそう。手縫いかあ~。ばね指になっちゃう未来が見える。

さて、木霊たちの衣裳も紹介し終わったので、ついに明日からあのシーンの衣裳をご紹介します。
ご観劇いただいたお客様からも「あの衣裳が見たいから、早くブログに載せて!」と連絡きました(笑)また明日!