衣裳会議が終わったら早速ラボに衣裳を探しに行きます。
舞台ではそのまま使えるものってほぼほぼないので、【衣裳のもと】になるものを探す感じ。
今回は着物メインですね。
色んな人から貰った着物や蚤の市でお手頃価格で買い集めた着物の中から使えそうな着物を探します。
キミジャグだと色基準で探すことが多いです。「村の人はこの色」「この一族はこの色」みたいに。見た目にも分かり易く、作業する時も頭がごっちゃにならないのでオススメ。
見て。老舗の職人のような目。
これは実は縫いやすいかどうかを見ているんですよ。正絹だと針が通りにくいので…。
着物は高い安い関係なく、縫いやすいかどうかです。刺繍部分だけ切り取っちゃったりもする。
キミジャグは柄がバッとしたやつとか、色がパッとした着物が好きです。小花柄とかかわいいんだけど、照明で飛んじゃったりするから。
帯も、早替え加工する時に芯が入ってると針が通らなくて指の方に穴が開いてしまうので、なるべく柔らかいものを…と思いながら探します。
それにしても。
職人の眼つきなんだよなぁ。
ラボで見つからなかった着物はひたちなかの古着屋で調達する計画。
これからどんな衣裳ができあがっていくのか楽しみです。
また明日！
