kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

記録 -その他-

本日は個人的に資料として残しておきたい写真を載せておきます。衣裳とも言えないくて、カテゴリが微妙だったので…。

【流れていく着物軍】

ラストシーンで登場した着物軍。
全部違う色味にしても良かったんだけど、戦隊ものみたくなってしまったのでハラヤドリのみんなが着ていた紫とオレンジメインでチョイス。
背丈でどれがぐっさんが分かってしまうので、ぐっさんだけ腕を伸ばしています。

舞台では後ろ姿しか見えなかったけど、表からみると笑える。
絶対に中の人の顔を見せたくなかったので、リトルウェッジの時のマント&マスクを使いました。
実際、舞台に立つとどれが誰だか分からなくて、「今私が海に還したのは、本当にのぶおだったのだろうか…」と思っていた。きっと中身が入れ替わっていても気づかない。

これは衣裳をつけた通しの時のマスクテスト。シュール。
このマスクをするとみんな無言になるからこわい。
目の部分は見えるようにスケスケになっているんだけど、年々この部分が大きくなってきている気がする。老眼対策…?

【おまけ/乱道の首飾り】

よくみると大黒様…?恵比寿様…?誰…?
いつか蛭子神と恵比寿様のお芝居やりたいね。その時まで大事にとっておこう。

以上、「虚舟」本編での衣裳・小道具関係のご紹介は終わりです。このまま舞台写真を交えた本編の振り返りといきたいのですが、今回は特別企画の衣裳紹介&振り返りを先にやってしまいたいと思います。
明日は「おしばいのプリンスさまっ」の衣裳を紹介します。また来てね。まだまだ続くよ。

記録 -箱-

「虚舟」が終演してはや2週間経ちました。日常が戻って来たような、戻って来ていないような不思議な感覚です。
台本を持っていない日常が久しぶりなので、今のうちにゲームとかしておきたい。

本日は虚舟のキーアイテム、箱について。

【くくりの箱】

虚舟の蛮女が持っていた箱。中身が分からない謎の箱は、想像を掻き立てられますね。
箱の形状は色んなところに載っていたけれど、舞台上でずっと持っていることなるのでこの大きさになりました。
持ちやすく軽い。蓋もパカパカしない。やすりが丁寧にかかっているので、衣裳にひっかかることもなく安心。
小道具班の首藤くんは「箱は作るの簡単」って言ってたけど、色んな技術が集約されているのではないかしら。
箱の文字は、うつろ舟の内部に書かれていたらしい謎の記号をいれてもらいました。金色でかっこいい。

【浜婆の箱】

浜婆の箱は真四角。水戸文書に出て来る「謎の物体で漂流した女」の箱に近いかな。
浜婆が最初から背負っていたのは、朽ちていて底もないボロボロの箱。後に出て来る元に戻った箱はきれいな黒。これは底が抜けるようになっています。
底抜けのギミックは最後まで悩んでいたけれど、最終的にはすごくシンプルなギミックを採用したらしいです。

箱を持った神のたまごたち。おとしゃんおかしゃんは同じなので、実は姉妹。

【おまけ/くくりが採ってきたきのこ】

小道具班の作品。小道具部屋の机の上に、何種類ものきのこが転がっていた時期があった。けっこう色んな種類がある。
「1UPキノコあるじゃん!」と言ったら、「それ、毒キノコ」と返ってきた。ハラヤドリの山、やばいな。

きのこを並べていると、必ず天獄さんがやってくる。好物なのかな。

力作の小道具はまだまだあるので、本編の振り返りの際に細かく触れていきたいと思います。また明日!

記録 -くくり人形-

本日は「虚舟」を彩ってくれたくくり人形の記録。
みんなで1000個以上作りました。手作業。劇団の仕事ではなかった。
作成にはキャスト・スタッフのみならず「深海のパレード」で出演予定だったやぎーも手伝ってくれて、本当にありがたかったです。
ほんと…、1年以上くくり人形を作り続けていたので、会場に飾られた時は感動しましたね。
頭と胴体をたくさん作って、最後にドッキングさせる派と、ひとりひとり完成させていく派に分かれていました。
よーくみると過去公演で使った布が使われていたりします。大変だったけど、かわいかったね。

【舞台装置の子たち】

かみしもの壁に飾られたくくり人形。
ラストシーンで意味を持つ装置だったので、とにかく数が欲しかった。

作ってきたくくり人形を紐にくくりつけている現場。通称:蟹工船。最後の方はみんな職人みたいになっていました。
めっちーやのぶりんが調節してひっかけてくれた。後半戦になると紐が伸びてきたので、最後まで細かい調整がありました。終演後はお客様の元へ。

蛍光オレンジのリボンをしている子が青い照明でブラックライトのように光り出して、「なんか光ってる子いない?」と言ったら、のえが「…うちの子です」と手を挙げたのが面白かった。光る生地もあるんだなぁ。

「風版・ジョージくん」の時から細かいものがたくさん釣り下がっている壁が見たくて、どんな風に吊ったら照明が面白くなるだろう?と考えた答えです。壁と人形に隙間があるから、照明があたると影が色んな表情を見せてくれて面白かった。
しかしながら、それを作る労力のことを考えていませんでした。でも、「これ、私が作った人形!」と、吊られたくくり人形を見てみんな笑ってたから、いっか。

【乱道家の暖簾の子たち】

道家のシーンで出てきた暖簾にもくくり人形。
この子たちは壁の人形よりひとまわり大きめです。
一番上には「六つ花」という飾りがあります。
乱道の衣裳に合わせて、赤い着物の子を多めで作りました。
今はラボの台所の暖簾になっています。

【ザルのなかの子たち】

シーンの要所要所に出てきたザル入りの子。
くくりの遊び道具になったり、願いを叶える人形として売られたりしました。
写真は全員手を広げているバージョンですが、もうひとかごあって、そっちは手足がくくりつけられている子たちが入っています。
そう、同じ生地で2種類作ったんです。この労力、こわくない?

【乱道が最初にくれた子】

くくり人形のなかでは一番大きい子。最初に乱道がくくりにあげた子です。
女心の分からない乱道は途中、琵羽ちゃんにあげてしまったりしましたが、最終的にはくくりの元へ。この子も手を広げているバージョンと手足をくくられている2バージョンいます。
綿がみちみちに詰まっているので、お尻付近に綿が溜まると横にある小袋がキチキチになることがあった。今思い出したけど、「くくりと連動してるんじゃないの」って三池の言葉、あれ嫌味だな。
でも、ミチミチのほうがかわいいからね。くくり人形がね。

くくりがおままごとで干し芋を食べさせたり、乱闘のシーンで色んな人の手に渡ったりしたから、お顔がちょっと汚れてしまった人形。今はきれいに漂白されています。共に戦った宝物だね。

演劇関係者からはこのくくり人形たち・衣裳・小道具・舞台・特別企画・音響照明のきっかけ・ダンスも含めて「労力を考えると、どっぴく」と評価をいただいた「虚舟」ですが、元々は15周年記念で上演するはずだった演目。
いつか上演できることを信じて手を止めなかったキミジャグ勢や、文句ひとつ言うことなく作業をこなしてくれた共演者さんや関係者の皆さんには頭があがりません。返さなきゃいけない恩ばかりたまってゆく。

明日は、虚舟に登場した箱のお話。また見てね。

衣裳記録11 -天獄の外法-

本編の衣裳記録も本日で終わりです。
こうやってみると、衣裳の数自体はそんなになかったかも。リトルウェッジは衣裳記録だけで26日費やしましたからね。
本日は闇落ちした天獄さんに外法をかけられてしまったみんなの衣裳。衣裳というより、付け足されたもの。

こちらはパパである天源さんより授かりし、外法の数珠。小道具班の作品。色塗りが大変そうでした。
本番前は稽古で緩んだ紐をちゃんと替えてあげていて、きめ細やかな優しさを見ました。舞台上で数珠が散らばったらこわいもんね。なんか、絶対ほどけない紐の結び方があるんだって。昔めっちーから教わった気もするけど、まったく思い出せない。
小道具の振り返りは首藤くんがXでぼちぼちやるって呟いていたので、そっちを見た方が詳しい事が分かるかも。

【笛・外法ver./林信希】

両腕を粉砕されたピューさん。禍々しい包帯が巻かれています。
虚舟は白い衣裳を着ている人がいなかったので、この包帯は照明の色が映えて良かったです。
包帯は友ちゃん作。少ない説明でよくぞここまで…。演劇長くやってると「なんかこう、包帯なんだけど、垂れてて、見た目呪われているような…」って言っただけでそのシーンに合わせたものが作れるようになる。
天獄さんのお手製、呪いの数珠もつけていますね。
よくよく見ると…。

ウワーッ!コワッ!
呪いの数珠はもちろん小道具班の作品。小さな人形の胴体がくっついている。こういう時、首藤くんの闇が垣間見えるような気がする。
もしかして、かわいいくくり人形を作る乱道との対比とかだったのかな。

包帯は近くでみるとこんな感じ。敢えて端処理をせずボロボロに。汚しをかけても良かったね。
アームウォーマー状になっていて、すぐ装着できるようになっています。

【琴吹・外法ver./鈴木千慧】

天獄さんに外法をかけられた時に暴れたせいで顔半分の皮をはぎ取られたブッキー。ひでえことしやがる。
ラストシーンでは治っていたので、天獄さんが話を盛った可能性あり。
この写真は「我らが知ってるちーちゃん」って感じがしますね。外法の包帯をつけるとみんなテンションあがるの、なんでなんだろう。

アップでもチョケてる。歯が痛い人じゃん。

【琵羽・外法ver./井上友美】

琵羽ちゃんは足を折られたらしい。しかしこの笑顔。
友ちゃんがつけると外法の数珠もオシャレに見えるから不思議ですね。
この数珠は磁石でくっついていて、引っ張ると千切れたようになる加工がされています。稽古中、みんなの数珠が千切れて床に落ちた時、磁石同士が引き合ってひとつのでかい数珠になった瞬間があって、「新たな呪いが…」と震えました。

この包帯もすぐに装着できる加工がされています。
客席と楽屋の距離が近いから、キミジャグは風公演はマジックテープ(通称:バリバリ)が禁止。
いっぱいスナップボタン(通称:パッチン)縫ったなぁ。水戸市の100均で大き目のスナップボタンを買い占めたのは私たちです、すみません。

以上、「虚舟」本編で着用した衣裳のご紹介でした。抜けや思い出したことがあったら、舞台写真を交えた振り返りの時にご紹介できたらと思います。

明日は「虚舟」でひときわ目立っていた小道具をご紹介します。また見に来てね。

衣裳記録10 -村人たち-

本日は乱道の回想シーンに登場したハラヤドリの村人の衣裳をご紹介します。
ほんの僅かな時間しか登場しませんでしたが、乱道の誤った判断によって、津波に巻き込まれてしまった人たちです。
乱道が阿呆になる前なので、乱道がみんなに頼りにされているのが切なかった。

この着替えが一番の早着替えだったんじゃないかな。実際、一度だけ誉人と山口が間に合わなくて、ちーちゃん一人に任せた回があった。
シーンとして成立していたのでお客様は気付かれなかったと思いますが、演出として反省です。
一人で場を繋げたちーちゃんに拍手。あと、3人いるはずの村人が1人しか出なくても焦らなかった首藤くんにも拍手。
あとで聞いたら、ちゃんとちーちゃんも首藤くんも心臓バクバクだったそうです。

【村人A/疋田誉人】

村人たちは赤よりの紫の着物。
この着物は袖丈を出すことを優先して全体の形を確認せず完成としてしまったことにより、海外のB級映画の着物みたいな形になってしまった。
作業量が多すぎて衣裳班が冷静な判断ができなかった証。そんな証を背負わせてしまって、ごめん、誉人…。
誉人優しいから、袖の部分を隠して写真撮ってくれている…。
原因として、「衣装パレード」を時間をとってちゃんとやらなかったせいです。衣装パレードっていうのは全部の衣装を着て、演出がOKを出す日のこと。
いつもはちゃんと日にちを設定しておくんですけど、失念してしまった。
19年目になっても反省点や改善点がたくさん出て来るので、ここ最近山口さんと悔しがったり過去の自分たちを責めたりしています。
すまん!誉人!でも紫似合ってる!!

村人たちはお揃いの手ぬぐいを持っています。
この手ぬぐいの生地は偶然ラボから出てきたやつですが、紫だし量もあって良かった。
反物状で出てきたのですが、いつからこの手ぬぐい生地がラボにあったのかは誰も分からない…。こわ…。

【村人B/山口里美】

ぐっさん村人。
その恰好で生まれた?っていうくらい似合ってますね。浜婆でハケてきたら自分の場所で浜婆を脱いで、着物を着やすいように持って待機してくれている友美のところに走っていく山口さんを何度か舞台裏で見かけました。
その必死な表情に、全然話しかけられなかった思い出。

早着替えの一番の敵は「ウラオモテを間違えること」だから、養生で「まえ」って書いてあります。
でも山口さん、人が衣裳に養生をつけていると「お客さんに見えたらどうすんだよ!」ってめちゃくちゃ怒るんですよ。これは審議ですね。

【村人C/鈴木千慧】

ちーちゃん村人。これは「THE・村人」。
本役も併役もめちゃくちゃ楽しんでやってくれました。
ちーちゃん村人はその後のシーンの兼ね合いから、本当に出番は10秒ほどだったんですが、そこでいかに役を生きようか考えていて、(ハジケリストは伊達じゃないな…)と思いました。

琴吹ちゃんのインナーカラーも見えないよう、ちゃんとしまってあります。手ぬぐい便利~。

この3人、並んで写真撮っておけばよかったなーと、とても後悔している。せっかく紫の着物をグラデーションで選んだのにもったいなかった。
多分舞台写真には全員並んでる写真があると思うけど、照明が入ってない生の記録はきちんと撮っておくべきでした。私のミスです。

18周年記念公演が始まった最初の頃は出来ていたことが、最後はできていないということが多々あって、スタッフさんに迷惑をかけたところもあるので、ちゃんと反省しながら次に備えたいと思います。

「でも次の公演から、のえがいるから」「うちらを正気に戻してくれるのえがいるから」「無理なスケジュールを組もうとしたら、次はのえが止めてくれるから」と、新人にものすごいプレッシャーをかけているキミジャグ。ダメな先輩たちでごめんなぁ…。

衣裳紹介も残すところあと少し。明日は天獄さんに外法をかけられたみんなの衣裳をご紹介します。

衣裳記録9 -おとしゃん・おかしゃん-

本日は、謎が紐解かれはじめる後半付近に登場したくくりの両親の衣裳をご紹介します。くくりはおとしゃんとおかしゃんと呼んでいましたが、「父と母の可愛い呼び方は」と聞かれ答えたら、そのまま役名に採用されていて震えました。こういうところ、すごく怖い。

作家が名前に執着がないから、なんとなく口に出した名前がそのまま自分の役名として採用されてしまうキミジャグ。「ジョージくんとひかり先生」とかね。

【おとしゃん(伊邪那岐)/林信希】

くくりのおとしゃん。多くの神の生みの親。下界をかきまぜたという天沼矛(あめのぬぼこ)もちゃんと持っていますね。
舞台上では彼らが伊邪那岐伊邪那美だと語られなかったのですが、天沼矛を持っていることで気付いてくれたお客様もいらっしゃってよかったです。
台本上も役名は「おとしゃん・おかしゃん」だったのですが、のぶりんや誉人、ちーちゃんが「カグツチが…」とか「ヨモツシコメが…」とか話してて、知識があると何倍も物語が楽しめるってこういうことが、と思いました。
分からなくても楽しめる仕様にはなっていますが、分かるとそれ以上にクスッとなるシーンがたくさんあったのが「虚舟」ですね。

光沢のある上着に、金銀の服。これは「リライト」という作品をやった時のサイバーギャルという役のワンピースをリメイク。エビちゃんが作った服だから作りがしっかりしていました。

かぶるのではなく、ファスナーで着れる仕様。
これだとお化粧崩れを気にせず着ることができます。まさかサイバーギャルのワンピースが神の衣になるなんて…。あの頃の私達には想像もできなかっただろう。

【おかしゃん(伊邪那美)/鈴木千慧】

くくりのおかしゃん。
黄泉平坂で言い争っていたイザナミイザナギの仲をとりもったのは、ククリヒメという神だったというお話があります。「おとしゃんとおかしゃんがケンカしてるの、うるさいんだけど!嫌なんだけど!」とか言ったのでしょうか。
かたちはおとしゃんと一緒。この上着、よく見ると肩の部分だけがシースルーになっていて、照明があたると肌が透けておもしろい作りでした。

「もう少し神様っぽくしたい」と思い、頭飾りも追加してもらいました。
これだけでなんとなく神っぽくならない?キミジャグ衣裳班の思い込み?
おかしゃんの表情はお客様にはあんまり見えなかったと思うんですが、琴吹ちゃんとは違う慈愛の目でくくりを見つめていて、「ちーちゃんお芝居うまいなぁ」と見ておりました。

ふたり揃うとこんな感じ。待ち受けにすると縁起いいかもね。

明日は、乱道の回想に出てきた村人たちの衣裳をご紹介します。登場時間、10秒の衣裳とかあるので、見て!

衣裳記録8 -茶毒蛾・後編-

本日も、毒も華も咲き乱れる天下の女郎屋・茶毒蛾で着用した衣裳のご紹介です。

【女郎/井上友美】

男物の襦袢に身を包んだ友ちゃん女郎。早くここから逃げろと天獄たちに忠告をしてくれる。
この襦袢はキミジャグ初期からあったのですが、19年目でようやく日の目を見ました。着てくれてありがとう…。
そういえば女郎も下郎もひーちゃんも、シーンの途中から音楽にノッてたんだけど、演出した覚えがないんですよね。誰が最初にやりはじめたのかも思い出せない…。

みんなお揃いのマスクをしていますが、女郎のマスクだけちょっと豪華。やはり商品だからなのだろうか。
茶毒蛾よりも物部家の方が艶っぽかったのって、山口さんと、このマスクのせいなんじゃないかと思ってます。こんなんみんなで被ってたら面白くなっちゃうって。

【琴吹・襦袢ver./鈴木千慧】

琵羽ちゃんによって女郎屋に売られた琴吹ちゃんが、くくりの貞操を守るため自ら身を売るシーンなんですが、めちゃくちゃエネルギッシュでした。ハジケリストの成せる技なのか。
もともと着ている着物を10秒足らずで脱いで出て来る。キミジャグの洗礼、早着換えならぬ、早や脱ぎ。
絶対間に合わないだろうと山口さんと話してて、間に合わなかった時の別の案も考えてはいたのですが、衣裳をつけて通しをしてみて「間に合うんかい」と。
これはちーちゃんがちゃんと準備をして工夫をしてくれたおかげですね。いや、普通間に合わないんだって。
琴吹のスカートから見えないよう、襦袢も裾が短め。これが琴吹ちゃんぽくて良かった。

帯は差し色でマスタードをチョイス。友ちゃんの女郎は帯太目、ちーちゃんは帯細目。同じ色合いでも形が違うのが衣裳っぽくていいですね。

【おまけ】

茶毒蛾の暖簾。茶色の布で作る予定でしたが、もしやと思って「タペストリー 蛾」で検索したらあった。しかも、めちゃくちゃ安かった。山口さんと二人で「あるんかい!」と叫んでしまった。よかったよかった。

以上、茶毒蛾シーンで着用した衣裳でした。
茶毒蛾は全員汗だく。脱いだ時の爽快感、すごかっただろうな。
衣裳はまだあります。明日はくくりのおとしゃん・おかしゃんの衣裳をご紹介します。また来てね。