「虚舟」が終演してはや2週間経ちました。日常が戻って来たような、戻って来ていないような不思議な感覚です。
台本を持っていない日常が久しぶりなので、今のうちにゲームとかしておきたい。
本日は虚舟のキーアイテム、箱について。
【くくりの箱】
虚舟の蛮女が持っていた箱。中身が分からない謎の箱は、想像を掻き立てられますね。
箱の形状は色んなところに載っていたけれど、舞台上でずっと持っていることなるのでこの大きさになりました。
持ちやすく軽い。蓋もパカパカしない。やすりが丁寧にかかっているので、衣裳にひっかかることもなく安心。
小道具班の首藤くんは「箱は作るの簡単」って言ってたけど、色んな技術が集約されているのではないかしら。
箱の文字は、うつろ舟の内部に書かれていたらしい謎の記号をいれてもらいました。金色でかっこいい。
【浜婆の箱】
浜婆の箱は真四角。水戸文書に出て来る「謎の物体で漂流した女」の箱に近いかな。
浜婆が最初から背負っていたのは、朽ちていて底もないボロボロの箱。後に出て来る元に戻った箱はきれいな黒。これは底が抜けるようになっています。
底抜けのギミックは最後まで悩んでいたけれど、最終的にはすごくシンプルなギミックを採用したらしいです。
箱を持った神のたまごたち。おとしゃんおかしゃんは同じなので、実は姉妹。
【おまけ/くくりが採ってきたきのこ】
小道具班の作品。小道具部屋の机の上に、何種類ものきのこが転がっていた時期があった。けっこう色んな種類がある。
「1UPキノコあるじゃん!」と言ったら、「それ、毒キノコ」と返ってきた。ハラヤドリの山、やばいな。
きのこを並べていると、必ず天獄さんがやってくる。好物なのかな。
力作の小道具はまだまだあるので、本編の振り返りの際に細かく触れていきたいと思います。また明日!