kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

ダンスの覚え方

お疲れ様です、キミジャグです。
Twitterでもお知らせしましたが、次回公演「深海のパレード」の稽古が本格的にはじまっております。
客演さんを迎え、いつもに増してにぎやかな稽古場。
公演の詳細は現在調整中です。近いうちにお知らせできると思いますので、もう少々お待ちくださいませ。

「デビルズ・ホラー・ショウ」の思い出も出し尽くしましたので、こちらのブログでも稽古場の様子をお伝え出来たらなと思っています。

「深海のパレード」ではダンスが何曲かあるのですが、本日はダンス稽古をどのように進めているかをご紹介したいと思います。

ダンス班っていうのがありまして、メンバーは山口さんと駒ちゃんなんですが、まずこの2人が振り付けを考えます。担当は曲によって違います。
「ジョージくんとひかり先生のダンス」だと、第1・2章が山口さんの担当、第3章・4章が駒ちゃんの担当でした。
この2人がダンスのことで会話してると、かっこいい。
「ひじは?」「45度くらい…」「このステップって、テンテン、テテン?」「テンテン、テテテンです」みたいな。
全然意味分かんないけど、2人は分かり合ってるみたいなのですごいなぁと思って聞いてます。

で、キャストに振り写し。
先生の説明を聞きながら、みんなで振り付けを確認していきます。1曲につき30分~1時間くらいかかります。
今回はダンス初心者がいないので、けっこうさらっと振り付けの確認は終わりました。

その日のうちに、先生のダンス動画を撮影、みんなで共有。
鏡に映るように後ろから撮影。こうして撮っておくと、手のふりとかは鏡に映ったほうを見れば確認できます。

ダンス中の移動がある時は、一緒に移動の説明の紙がもらえます。今回のキャストはみんな踊れるので、移動多め。
先生の動画とこの紙があれば、理論上ダンスは覚えられるし、踊れるようになる、はず。

あとは各自、動画を見ながらおうちで振り付けの練習してくる感じです。
このやり方って、役者さんの器用さも必要だけど、ダンス練習への自主性がすごく求められるんですね。振り写しをした後は、稽古時間を使ってのダンス練習ってあんまりやらないから。
少しサボるとすぐまわりに置いて行かれるという恐怖が、常につきまとう感じだし、負けん気も必要になってくると思います。
分からないところはどんどんみんなに聞いていく、できてないと思ったら、個人的にダンス班に連絡をとって教えてもらう。
文字にすると、けっこう厳しく思える。

でも、踊れるようになったらとっても楽しい振り付けを考えてくれる2人のために、早く踊れるようになりたい。
踊れたら、めっちゃ褒めてくれるから。

「深海のパレード」の客演さんたちは、ダンスの振り付けを覚えるの、めっちゃ早かったです。こっちが焦るほど。
演劇に勝ち負けはないけれど、「負けたくない負けたくない」って思える稽古場って、いいものです。