kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

客演紹介:のぶりん

本日は「深海のパレード」三人目の客演さんをご紹介したいとおもいます。
お馴染み、演劇ユニットこれっきりの林信希くん。信希。彼も名前が素敵。
キミジャグでは《のぶりん》と呼ばれています。

のぶりんは客演レギュラーだけあって思い出が多すぎて、写真を選ぶのにめっちゃ時間がかかりました。一番遠い思い出は、まちなか情報交流センター時代の「鈴子、それは見世物小屋の娘。」

パンフレット用の宣材かな?まだ舞台が出来上がってない。相変わらず立て込んでますね。どうなってるの、この舞台。
これってのぶりんがまだ大学2年生くらいの頃だと思うんですけど、見た目は今とあんまり変わってないですね。

まちなか情報交流センターは寒くて、作業の合間にみんなで肩を寄せ合ってカップラーメンを食べたりしました。青春。

この写真は「光圀爆花」のフライヤーの宣材写真。表情がいい。のぶりんはどの写真をみても表情が決まってる。

私が思い出深いのは、演劇フェスティバル実行委員会主催の「セツアンの善人」の水売り・ワンの役です。

友人を守るために裁判で悪を追い詰めるんですが、その悪こそ友人のもうひとつの顔だったという難しい役。いま台本を読んでも、これよくやったなぁと思います。ずーっと役について考えてて、この子は一生演劇やるんだろうなぁと思いました。

プラザ企画にもスタッフで参加してくれましたね。顔とオーラが濃いので事件に関係あるんじゃないかと参加者様から疑われたりしていました。

「暴君は今夜もサァカスで眠る」
ゾンビ3人娘。この頃から織笠・山口と3人娘をやっていたのか。のぶりんの女性役ってクセになるんですよね。ぜったいそうじゃないだろっていう方向に行くから、一緒にいても笑ってしまう。

そして、「ジョージくんとひかり先生のダンス」
時にはジョージくんの親友。時にはひかり先生のお父さん。16役を演じきってくれました。
のぶりんは演劇ユニットこれっきりさんの役者なので偉そうなことは言えませんが、「よくぞここまで…」と胸が熱くなりました。母親目線になっちゃう。

好きだったのはヤンキー。
ジョージくんの一生をたくさん考察してくれて、それを休憩中に説明してくれて、楽しかった。

個人的な分析になりますが、のぶりんってめちゃくちゃ頭がいいんですね。地頭もいいんですけど、こと脚本の構築に関しての分析力がすごい。
だから、オリジナルをやっているキミジャグとしてはちょっと怖い役者さん。演出以上に役の内面を掘り下げてくるから、のぶりんの考えた演出に寄って行っちゃうことがあるくらい。
演技に関しては、熱いパッションがありますね。パッションがあるから、すっと声のトーンを落とした時、ぐっとくる芝居になるんだと思う。
「しゅうかつ」のラスト間近、のぶりんがゆっくりお客さんのほうをみてお礼の挨拶するシーンで泣いちゃったの、私だけ?

あと、自身の団体「演劇ユニットこれっきり」をめちゃくちゃ愛してるところもいい。自身の劇団って、謙遜して「いやいやそんな…」って言いがちだけど、のぶりんはこれっきりを褒めると「そうなんですよ!」と嬉しそうにしてくれるので、こっちまでニコニコしてしまう。
みんなももっと自身の団体、自慢していこう。お互いハッピーになるから。

演劇ユニットこれっきりさんのHPはこちら↓

korekkiri.jimdofree.com

そんな!!のぶりんが!!演じるのは!!アンコウ一族の王子、チョウチン!!

いじめられっこだけど、絶対に曲がったことはしないチョウチン!!恋とか!!する役!!今回は、オリジナルだけどキャスト変更もあって「当て書きじゃない脚本の面白さ」が楽しめます。
のぶりんの活躍にご期待ください。