kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

2人のチョウチン

先日、稽古場に嬉しい来客がありました。

「深海のパレード」を2020年3月に上演しようとした際の出演者、八木橋くん。あだなはやぎー。
当時は茨城大学演劇研究会に所属。
1年生だった子が、なんと立派に大学を卒業してキミジャグに遊びにきてくれました。

やぎーは、もともと鮟鱇のチョウチン役。
進級の際の引っ越しなどで再演での続投は叶いませんでしたが、一緒に「深海のパレード」を作ってきた思い出がある。
そのやぎーからバトンを受け取り、本番でチョウチン役を演じるのぶりん。勝手に目頭が熱くなります。
やぎーが「よろしくおねがいします」とのぶりんにお願いしているのも良かった。「深海のパレード」には、キャスト関係で色んなドラマがあったので、こういう円満な光景をみれて良かった。

せっかくなので、2020年versionのパンフレットから写真を拾ってきました。

やぎーはいつだって一生懸命で、お芝居に熱がある役者さんでした。
演研さんってサークルでちゃんと基礎をやっているのか、発声とか立ち方とかが様になっていました。
一緒に舞台に立ちたかったし、立たせてあげたかったな。

やぎーの笑顔が久しぶりにみれて、みんなも嬉しそうでした。そんなやぎー、なんとこの日は阿見から水戸まで3時間かけてチャリで来たんだって。チャリといってもロードバイクですが。でも、ロードバイクとはいっても、自転車よ。
そして、3時間かけて阿見に帰る彼。
「漕ぐと、つくんですよ、阿見」って言ってたけど、やっぱキミジャグへの出演を一度でも決めた人って、頭のネジぶっ飛んでるなと思いました。

そんなやぎーの思いも背負って、みんなで舞台に立ちたいと思います。


やぎーからもらったお菓子が美味しすぎて、次の日コンビニで探しまくったキミジャグの最新公演、できあがってきた!

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