kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

おもいで-本編10-

本日、「深海のパレード」振り返り連載最終回となります。一ヵ月以上前のことなのに、感慨深い。

ミクモ先輩による今回の事件の総評が行われる。
この写真で面白いのは、チョウチンとオワンは怒られる準備をしていて、ユノは憧れのミクモをガン見していて、ロキとホホジロは慌てて剣を鞘にいれようとしているところですね。

背中に鞘があるので、ひとりだと剣がしまいにくい。不自然にならないよう、ロキにお芝居をしながら剣をしまうお手伝いしてもらったわけですが、おもしろい感じになってるなぁ。

王様は満場一致でチョウチンに。チョウチンの功績はでかい。後輩であるのぶりんに跪きたくなかった大人たちは「嫌だ…、嫌だ…」「屈辱…」と小さく言いながら跪いていました。最終的にのぶりんから「さっさと頭下げてくださいよ」と言われました。くっそー。

王になってすぐにプロポーズをかますチョウチン。ユノも初恋のミクモに別れを告げ、承諾する。
言葉はなかったけど、ミクモがプロポーズを受けることを後押ししてるんですよ。見方によっちゃ、切ないシーン。

あれだけ暴れん坊だったホホジロも、最後はミクモ先輩に敬意を示して退場。サメ一族はなんだかんだ、忠誠心が強い一族。

すべてが終わったかにみえて、ロキにはまだ思うことが。
自分の毒で死んでしまったナダレについて。何かを求める時は、何かを差し出さなきゃいけない。
この写真、ミクモがロキの頭を優しくなでているシーンなんですけど、駒ちゃんが首藤くんの髪の毛をひっつかんでるように見えて、「これ、なんのシーン?」といっしゅん混乱しました。

全編通して「俺ってかわいそう」が口癖だったロキ。
それを全部ひっくりかえす、ロキの最後。優しいタコでしたね。お疲れ様。

そして、王様になったであろうチョウチンが、ロキとナダレの約束を果たすため海の上の世界へ。

ナダレは生き返っており、視力も回復し、ようやくセロファンフラワーの花束を受け取ります。

ラストのチョウチンの台詞は最初のロキとまったく同じ台詞なんですけど、言う人が違うことで違った印象になりますね。ここにかかってた音楽がよかったので、あとで美都子さんに曲名を教えてもらおうと思います。

自分たちで言うのもなんですが、超大作でした。
3年以上稽古をしていた「深海のパレード」。たくさんの方に観てもらえて嬉しかったです。キミジャグ観劇初体験の方もたくさんいたので、またぜひキミジャグの作品を観にきてもらえたらと思います。
特別企画も含めて、振り返りにだいぶ時間がかかってしまいましたが、これにてゴールデンウィーク公演の振り返りは終わり。
長きにわたり読んでいただき、誠にありがとうございました。楽しかったね!

明日からは届いた質問への答えや夏公演の様子などをお伝えしていきたいと思います。次回はダークファンタジー。けっこうダーク。でも稽古場はダークのかけらもない、優しく爽やかな人たちが揃っている。

それでは、また明日!