kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

おもいで-本編3-

本日も本編の振り返りをしていきます。
今週末は次回公演のフライヤー撮影が待っているから急がなきゃ!!

ミクモから盗み出した鈴を使って、盲目の海の民の巫女、ナダレを洞窟まで連れ出したタコ。中身は小学4年生男子。目をかっぴらいていたせいでコンタクトがズレズレになって、距離が全然測れなくて一瞬パニックになった時があります。そういう時はそっと相手に場を委ねて、舞台裏で土下座します。

物語のキーになる「リュウグウの鱗」初お披露目シーン。
毎回ちゃんと光ってるか不安でしたが、多分光ってたと思います。

ミクモ登場。初対面でミクモにめちゃくちゃ怒られるタコ。
でも、そのあとナダレにしっかり怒られるミクモ。
プラザ企画参加者はこのシーンでミクモの正体がほぼほぼ分かるそうです。面白いね。

ミクモがもうすぐ海の民の長になることを知り、それなら自分は海底の王になると決めたタコ。友人が止めるのも聞かず、「海底の狭間」へ泳ぎだしてしまう。
ミクモとナダレが帰る時に、「ミクモが差し出した手を目の見えていないナダレがとるのはおかしい」とメンバーから指摘があり、稽古中になおした思い出が。こういうちょっとしたミスとか、時間がないとなおしきれずに舞台にあがってしまう時があるから、細かくなおせて良かったと思います。

一方海の民の村では、若者たちがミクモの噂をしている。最近の海はちょっと変。でも、きっとミクモならなんとかしてくれるという。ミクモは海に愛されているから。

いじめっこ登場。今思えばムラサメの推理は結構当たっていて、それをどうにかしようとしていたので、長になる器はあったんじゃないかと思います。性格が悪かっただけ。

そのころ、タコは海底の狭間にいるウミヘビ三匹娘のところへ、王様になるための知恵を借りにきていました。ウミヘビは頭がいい。そのせいで海底の反乱分子をみなされ、捕らえられているという設定。
本格的に「三匹娘の目を前髪で隠そう」となったのは、小屋入りしてからだった気がする。それまではみんなフツーにウィッグをかぶっていた。キャラ付けにもうひとつ欲しい…という衣裳班の本能がそうさせたのかもしれない。

無事に王様になれる兆しも見えたので、一曲踊っちゃう。このダンスとパンチの相性が悪くて、最初ターンが全然できなかった。そんな時に活躍するのはナシジテープ。
黒ガムテじゃなくて、お客様から見える場所に貼る、さらっとしたテープ。舞台班のテープ箱からこっそり拝借して靴の裏に貼れば、あら不思議。スルスルするからターンもしやすい。最終的に、みんな靴の裏にナシジテープを貼っていました。

このウミヘビ三姉妹、実はホホジロの手先。タコを騙し、ホホジロが王様になれるよう企んでいた。のぶりんが演じていたクサリがぐいぐいホホジロにアピールしに行くから、多分王妃様の座を狙っていたのかもしれない。
のぶりんはこのシーンで「女性らしいしなり」を研究していたイメージが。昭和の女優さんの映画を見るといいです。梶芽衣子さんのお芝居がすごく艶っぽいのでおすすめ。

そのしなりがホホジロさんの気に障ったのか、クサリは魔法で殺されてしまいます。
「顔が焼けていく芝居」だったらしく、悲鳴が「オボロオボロオボロ!」って言ってるんですね。で、そのあとに殺される山口さんも「オボロオボロオボロ!」って続くから、ギャグシーンみたいになってしまっていたので、「面白いシーンではない」と3回くらい説明しました。コメディエンヌの血がそうさせるのか…。負けず嫌いの血がそうさせるのか…。
残されたウミヘビからは「ど、同人誌みたいなことする気でしょ!」とか言われるし(本番は言ってませんが)ホホジロさんにとっても大変なシーンだったかと思います。
そういえば、昨日のブログで「のぶりんの戦っている時の声がでかい」と書いたけど、このシーン、私の悲鳴も日々でかくなっているって言われてたっけ。ごめーんね。

だんだんと血なまぐさくなってきた深海の世界。
明日はどうなっちゃうの??

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〈  To BE CONTINUED…//// |
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次回公演の稽古も無事に始まりました。
面白いことが好きな人たちのフットワークの軽さがすごいです。お楽しみに!