kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

衣裳記録⑰-娼館2-

衣裳記録…、17!?本公演じゃないのに、どうなってんだ。
本日も娼婦の皆さんをご紹介します。

 

【娼婦(ドリス)/いなだかんた】

夜のドリっさんは髪をおろしてガーリーな雰囲気。
トップス・スカートに、ホワイトのコルセット。このコルセット、柔らかくて使いやすかった。少女組と比べると大人っぽい。
ドリっさんも写真では分からないけれど、セクシーなガーターベルトを忍ばせているので、踊ると印象が違いますね。

娼婦の衣裳を作成するのに、キャストさんからも「もう着ない白い服ある?」って聞いたけど、みんな案外持ってない。たしかに真っ白の服って言ったら、TシャツかYシャツになっちゃう。なので、古着屋さんで多少買い足した記憶があります。

髪をおろした後ろ姿もいいね。そういえばかんたちゃんってすごく肌がきめ細やかで発光してる…?っていうくらい美肌なんですけど、これにはデザインさんもびっくりしてて「使ってる化粧品、聞いておいてください」と言われていたのを今思い出しました。聞かなきゃ。

背中の羽根。髪を結んでいたシュシュは手首に。こういうギャルいるよね。かんたギャル化計画とかやりたい。

 

【娼婦(プリカ)/井上 友美】

プリっさんは夜になっても清楚。でも、ダンスめっちゃキレッキレだったらしいね。噂は聞いている。
友美にも髪の毛をおろしてもらいました。昼はきっちり結んで、夜はほどく。演出としては古典的ですが、絵面として分かりやすいんですよね。

トップスも白に見えて、けっこう手が込んでいる。照明があたるとレースの陰影がちゃんと見えて良かった。
友ちゃんも「少女性」を持った役者さんなので、こういう表と裏がある役を見た目でも内面からでも表現できるのが強いですよね。
この少女性の話、酔っぱらったりすると熱く語っちゃう時があるんですけど、演出してる人以外にはあまり共感してもらえない。育てよう、少女性。少女っぽいじゃなくて、少女性。体格とか顔面も関係ないの、少女性。

さっき「かんたギャル化計画やりたい」って言ったけど、友美が昔ギャルだったことって、今の水戸演劇界の人たち知らないんだろうな。いつかタイミングが来た時に暴露したいと思っている。誰も信じてくれないけれど。友美、マジで金髪だったんだって!

 

【娼婦(アガタ)/駒野 結美】

アガっさん。この仕事に文句は言うけど、ちゃんと衣裳は着てくれるアガっさん。かわいいわね~。
トップスと、ドロワーズドロワーズであってる?
衣裳班のなかでも「ドロワーズ」「かぼちゃパンツ」「ズロース」ってみんな呼び方が違うから、最終的に「なんか短いパンツ」と呼んでいました。
これだけだと下着感が強いので、レースをたくさん縫いつけました。今よくよく見たら、一軍のレースいっぱい使ってる…!

アガっさん後ろ姿。写真でもバランスいいですね。ちゃんと絶対領域が見えている。

タトゥー。みんなタトゥーはしてるけど、アガっさんの位置がちゃんと衣裳映えしていい感じですね。トータルコーディネート優勝。

娼婦の衣裳は、実際触るとどの生地もしっとりしてて柔らかいんですね。で、適度に重みのある生地。ダンス中、寝っ転がったり胸を張ったりする振り付けがあるので、重力で体のデコボコにちゃんと沿ってくれる感じ。
チュールスカートにするっていう案もあったんですけど、見た目は華やかでダンス映えもするけど、あんまり生々しくないというか。あと、修道女の下に着こむので、やっぱりこの柔らかさにしてよかったと思います。汗も吸ってくれたし。

明日は、ついにあいつらが来る…!
娼婦を買いに来た最高にクレイジーなお客さんたちをご紹介します。お楽しみに!