kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

衣裳記録7 -茶毒蛾・前編-

ハラヤドリの端っこにある女郎屋・茶毒蛾。
衣裳写真を見返すと「好きにやったなぁ」と思います。脚本と演出の意見が真っ二つに分かれたシーン。三池は茶毒蛾を汚くしたかった。私は輝かせたかった。違う意味で輝いてしまった衣裳をご覧ください。

【ひとでなし/山口里美】

通称:ひーちゃん。ひかり先生に続く、キミジャグ史上2人目のひーちゃん。
最初に衣裳を見た時、思わず「勘弁してくれー!」と言ってしまった。
ひとでなしはクイーン・ラティファのイメージだったんですけど、どこをどう間違えて伝えてしまったのか…。でも、最高にイカしてたね。
ゴールドのセットアップにメッシュトップスを重ねて。リトルウェッジ以降、キミジャグではメッシュのお洋服が流行っています。
鈍い光を放つ羽織は、まさに女郎屋・茶毒蛾をとりしきる女店主に相応しい装い。そして妖しげなマスク。山口さんの魅力を最大限に活かした衣裳でした。最初に衣裳をつけた通しをやった時、全員顔を伏せて笑っていた。
一番の被害者は誉人。遠目で見ても面白いのに、眼前まで近づかれたらと思うと…。

金の巻き毛のウィッグも似合ってます。
ん?

蛾のペンダント!!これ、山口さんが実費で女の子たちにも配ってくれました。大物女優じゃん。
私とちーちゃんもプレゼントしてもらいました。受付の駒野もつけていて思わず「なんでだよ!」とツコんでしまった。しかも駒ちゃん、このペンダントを気に入ったのか打ち上げにもつけてきていた。茶毒蛾ペンダント、恐るべし。

【下郎A/林信希】

のぶりん下郎。何故かこの役になるとのぶりんはカタコトになる。最終的にコトブキちゃんに惚れてしまう純なやつ。着こなしてるなぁ。

金の服は「鬼ヶ村忌憚」というお芝居をやった時に、みんなで踊ったフライングゲットの衣裳をばらして作ったもの。昔のキミジャグ、ACM劇場でなにやってんの、ほんと。

きれいな目、してんなぁ…。彼ももちろんつけてますね、蛾のペンダント。茶毒蛾のみんな、結束力がすごかったけど、もしかしてこれのお陰?

【下郎B/首藤大亮】

だいすけ下郎。彼はこういう役、活き活きとやります。のぶりんに引っ張られたのか分からないけど、なぜか彼もカタコトでしたね。
キミジャグの人手不足が解消されない限り、まだまだ首藤くんのこういう役、見れますよ。

下郎たちの着物は…。

莫迦トヨと神様」でラブい夫婦が着ていたものです。袖をとってリメイク。

彼もつけてるね、蛾のペンダント。ほんとなんなの、これ。

茶毒蛾は、くくりが初めてみる人間のおぞましい部分だったと思うんですけど、どこか憎めない奴らばっかりでしたね。
まさかこんなにゴールドが押し出されるとは思わなかった。お祭りだし、いいか。三池さんには「金色姫もモチーフになってるんだから、これだとくくりより下郎の方が金色姫になっちゃうじゃん!」と言われましたが。なーる。

明日も茶毒蛾編、続きます。
かわいこちゃんたちの登場だ。また見てね。