kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

ためにならない演技塾

この前大学生に「演技をしてて相手と目を合わせるのが恥ずかしいんですけど、どうしたらいいですか」と聞かれて、「目を合わせるくらいじゃ、どうとも思わないくらい恥ずかしいことをしてみては?」と、全然役に立たないアドバイスをしてしまったので、この場で謝罪します。

確かに演技する時、相手の目を見る役者さんと、ちょっと逸らす役者さんがいますよね。

キミジャグの役者陣は全員バチバチに目を合わせていくタイプなのであんまり気にしたことなかったんですけど、確かに演劇をはじめたばっかりだと気恥ずかしくなることがあるかもしれない。

あれって極論、目が合ってなくてもいいと思うんですよ。
客席側から見て「目が合ってるように」見えればいいだけ。
共演者の目を見るのが恥ずかしい役者さんは、眉間の真ん中くらい見ると、お客さんから見ても目が合ってるように見えます。
こっちも(多分)恥ずかしくない。お試しあれ。

あと、うら若き頃、演劇の先生に言われたのは「苦手な事こそ前に出せ」です。舞台上だと苦手な事って隠そうとするけど、敢えてやりきる。
だから、目を合わせるのが恥ずかしい時は逆にバチバチに相手の目を覗き込みましょう。相手が怯むくらいに。
すでにお気づきかと思いますが、私は人に芝居を教えるのが下手です。

とはいえ視線って顕著。相手が自分のどこを見てるのか分かる。
本番前、肌が荒れ気味になると、よく吹き出物を見られます。最近は「はい、ここに吹き出物できましたけど、本番は化粧で隠すので気にしないでくださ~い」と先に言っちゃう。
吹き出物見られるくらい、18年やってると恥ずかしくない。何故ならいつも本番前はこんな感じだから。

「デビルズ・ホラー・ショウ」の時に首藤くんに「前はもう少し恥じらいがあったのにな」と言われました。


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