本日は目前に迫った「深海のパレード」の見所を紹介したいと思います。
過去の見所紹介はこちら
「深海のパレード」に出てくるキャラクターは、ほぼほぼ魔法が使えます。魔法です、魔法。ファンタジーなので、なんで使えるの?っていうのはナシ。そんな心じゃ三池作品は観れない。うけいれよう、ファンタジーの世界を。
で、みんな魔法を使う仕草が違うんですね。
首藤くん(タコの双子・兄)は指を前に押し出す仕草。
織笠(タコの双子・妹)は上に向かって指を突き立てる仕草。
のぶりん(アンコウ)は指先を見つめる優しい仕草。
たかぴと(サメ)は横に腕ごと振る力強い仕草。
ともみ(クラゲ)はちょこんとかわいい仕草。ともみかわいい~。
一重に魔法を使うと言っても、役者が集まればこれだけ仕草が違う。みんな「自分が一番かっこよく(かわいく)魔法を使いたい」という意地が垣間見える。
「ぼくの考えた最強にかっこいい魔法の使い方」を披露しているメンバーを見てると、なんか幼稚園の時こんな遊びしたな、と思い出しました。
こういうことは全力でやったほうが楽しい。各役者の魔法の使い方を、お楽しみに。
でも、魔法って仕草だけじゃないんですよね。
SEと、照明。これが一番大変だと思います。
役者はただ魔法使えばいいけど、音響さんと照明さんはお客様にそれを納得させる何かを光と音で作らなきゃいけない。
順番で言うと
役者が魔法を使う
↓
魔法を使ったというSEが入る
↓
その魔法で何が起こったかというSE&照明が入る
↓
照明がもとに戻る
という流れ。これが全編通してあるわけだから、オペさんも頭こんがらがるで。
多分、本を書いた奴と演出してる奴に軽い殺意を抱いてるんじゃないかなと思う。オペさん2人とも、まだ笑顔でいてくれるけど。
とにかく、最近あんまりファンタジーをやってなかったので、ファンタジーの王道の作品はワクワクします。
皆さんも、誰の魔法が一番良かったか見てみてくださいね。
魔法を使った時にSEが入ると「き、き、気持ちいい~!!」と叫びたくなるキミジャグの最新公演は間もなく本番。