kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

おもいで-1-

本日より、舞台写真を見ながら「リトルウェッジの魔女」の振り返りをしていきたいと思います。
その間、「劇団であった怖い話」でお話するネタも仕入れたいと思いますので、皆さましばしお付き合いください。

まずは、【戦場~オープニング】まで。

戦場で、隊長として仲間を率いる傭兵・クダン。
激しい戦いのため、仲間がどんどん死んでいく。
クダンは出てきた瞬間の主人公感が欲しかったので、ひとり衣裳がファイナルファンタジーだったのは間違ってなかったと思ってます。

ずっと戦場を共に戦ってきた野戦看護婦が爆撃でやられる。
この痛みを「内臓が百個くらい破裂してるのを我慢してる感じ」って言ったんですけど、稽古場の有識者から「五臓六腑って言葉があるんですけど…」って言われて、内臓は百個ないのか、と勉強になりました。

ラジオから漏れ出る魔女の歌に耳を傾ける野戦看護婦。このラジオ、小道具班の首藤くんが作ったやつなんですけど、歯車がついててかわいいの。
なごちゃん、いい表情ですね。

前回版の同じシーン。キャストは変われども、雰囲気はそのまま引き継いだ感じ。
みっきー・なごみと、オープニングの見せ場は風ノ街さんにお願いした形となりましたね。

とにかく最初は勢いが欲しいから。この2人を敵兵として投入。ぐっさんと誉人。
最初の殺陣は緊張したと思います。このみっきーの躍動感。すごい。

バシッと決めた殺陣の終わり。みっきーの表情、いいな。
終戦のサイレンがなって、戦いは終わり。でも、故郷に帰ろうと説得する友人の誘いを断り、クダンは戦争を引き起こした魔女を殺すべく、東の森へ旅立つ。

オープニング曲突入。狼の遠吠えと、赤い髪の魔女の姿が見える。
魔女が舞台上に出ていくとき、集結したキャストがみんなで「呪われた女!」とか「あんたのせいで家族が!」とか「この魔女!」とか罵倒するんですが、ひとり「この腹ペコ!」って悪口を言ってる奴がいたのを思い出した。あとでとっちめます。

全体でみるとこんな感じ。ACMは横に広がれるので、ダンス班も横幅を使ったフォーメーションを多用していました。

間奏部分の長台詞。これは曲に合わせて台詞の尺が決まっているので、けっこうハラハラしました。噛んだら終わり。でもまあ、しゅっくんだからね。ぴったりでした。

ぜしが作ってくれた映像と共に。この映像もすごく凝ってて、文字情報だけでここまで膨らませられるのはすごいな~!と思いました。

ここね。稽古中「むかつく顔してんな~!」って言われたところ。別名、煽りの魔女。
後ろの階段には【物語の傍観者】として全キャストが魔女と傭兵を見守っているんですが「出来るだけかっこよく座ってください」って言ったら、本当にみんなかっこよく座ってくれた。
こういうところを照れずにバシッと決められるメンバーが揃ってて良かったです。

集団行動。ラストの曲とほぼほぼ動きが同じだけど、はける方向が違う人が何人かいて、ゲネでぶつかっちゃったんじゃなかったっけ。現場に入ると、今までできてたことが一瞬混乱する瞬間がありますよね。怪我がなくて良かった。
センタースポットで魔女と傭兵がにらみ合い、暗転。ここまでがオープニング。みんな緊張してましたね。

緊張の仕方もみんな違ってて、
・すごく無口になる子
・ずっと動いてる子
・打ち上げのことを考える人
・抱き合って離れないふたり
・筋トレはじめる人 色々いて笑いました。

私とぐっさんは緊張してずっとマスカラをつけ続け、最終的にヒジキみたいになったまつげで舞台にあがる派です。
以前、「俺はできる…、俺はできる…」って本番前に呟く子がいたんですけど、励ましのつもりで「できるできる!ぜったいできる!今までで一番上手にできる!」って言ったら「やめてください!」って怒られました。人それぞれ集中の仕方が違うので、邪魔しちゃいけないよね…。学び。

明日は酒場~魔女の部屋まで!また見に来てください。