kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

仕込みの記録

本日のブログは、4/24(月)稽古場「風」仕込みの記録。
今回は最初から全部見せちゃいます。出し惜しみをしない、in2023。

9:00
稽古場「風」小屋入り。
レンタカーの都合で搬入班の到着が9:00すぎるので、待機班は現状復帰できるよう「風」さんの写真を撮ったり、椅子を外に出したり、万全の準備を整える。

9:30
トラック到着。
今回は荷物がめちゃくちゃ多かったけど、搬入は1回で済ませたいので大き目のトラックを借りる。でけえ車を運転できるひとは称えられる。

9:40
人海戦術でどんどん荷物をおろしていく。
たかひとの筋肉がめっちゃ働いてくれました。「ひとりではぜったい持てない」と思われた木材を軽々と運ぶたかひと。その筋肉は、この時のためだったんだね…。

10:00
仕込み開始。まずはいつものリノですね。
「デビルズ」のおかげで、反りがすこしマシになっていた。リノは大事。とにかく「風」の床を守れ!

11:00
今回は深海がテーマなので、パンチが青!
この青は普通の青パンチじゃなくて、特色の青パンチ。色が深い。照明があたるとそれっぽくなる青。
舞台班に土下座してこの青にしてもらったから、敷かれた時すごーく嬉しかった。

13:00
昼食後、パネルが立つ。パネルも青。
上の方だけすこーしグラデーションになってるんです。照明で海っぽくも空っぽくもなる。
仕事を午後休したメンバーが合流して、一気ににぎやかになる。

14:00
パネル固定の天井をつけていく。
実は上手下手の黒パネルの裏が天袋っぽくなっていて、そこにスピーカーが仕込めるようになっています。よくみると音が抜けるよう、上だけ布パネルになっている。境目が分からない、舞台班の丁寧なお仕事。

スピーカーの場所は芝居にもよるんですが、この芝居だと床置きよりも上から音が降ってきた方が効果的。
「デビルズ」や「ジョージくん」みたいに携帯電話とかドアを叩く音とかリアルな音が欲しい時は別スピーカーを仕込んだりします。
音楽とSEが出るスピーカーを変えるだけで、奥行きというかリアルさが変わってきます。最終的には、音響さんのこだわりかなぁ。

15:00
階段設置。舞台にすこし高低差があるだけで、芝居も色々できるようになりますね。

16:00
大黒の設置も終了。全体が黒でしまる。

17:00
階段にパンチを貼る。手先器用な首藤くんがもくもくを貼っていく。邪魔すると怒られそうだから近づかないようにする。

18:00
めっちーこと目原くん合流。
一気に作業効率があがり、どんどん進んでいく。技術がすごい。
21:00までガッツリ仕込んで、ほぼほぼ舞台側はおわり。翌日はまるまる照明の仕込みに使えました。すごい!

私は、「脚立にのぼるな」と怒られたり、塗料の買い出しに行って3つ買ってきてひとつも使えなくて怒られたり、使えなかった塗料を思い出として舞台裏の木材に塗って怒られたり、まあ怒られはしましたが元気です。
たかひとに「もう奥に!奥に行ってたほうがいいです!」って言われたり。
いつか「あの人がいないと仕込み終わらないよね」と言われたい。打倒めっちー。でもそろそろ、何年か前に私が蓄光テープと間違えて蛍光テープを買ってきたことを後輩にバラすのやめてほしい。
みんなクタクタになったけど、形になってよかった。

今回は「衣裳撮影会」もあるし、ハッシュタグをつけてのSNS投稿も可能な公演なので、舞台装置や衣裳に関してのネタバレはOK。お見せできるものがあればTwitterにもUPしていきたいと思います。

みなさん、ご予約はすみましたか?
まだの方は、zennmaiusagi@gmail.comまで、お名前・公演日時・枚数をお送りください。チケットをお取り置きしておきます。

ここから照明が吊りこまれたりしますので、完成系はぜひ会場でご覧ください。
それでは、今日はこのへんで。