kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

衣裳記録⑧-ウミヘビ三匹娘-

メインキャラの紹介も終わりましたので、本日より「深海のパレード」に出てきた海の生き物の紹介をしたいと思います。
まだまだ衣裳紹介は終わらない。だって、肌が擦り切れるくらい、いっぱいお衣裳を着たから。

海底の狭間、牢獄に入る一歩手前のやつら。
ウミヘビ三匹娘。すごく楽しそう。
500円で投げ売りしていた青のワンピースに、柄布は300円くらいの遮光カーテンを自由に縫い付けました。こういう衣裳の方が、実は簡単に出来たりします。使う布とルールが明確に決まっているので。

各々の名前は本編では明かされませんでしたが、イボ・トゲ・クサリというウミヘビ一族の娘(?)たち。

 

【イボ/山口里美】

ヘッドドレス、ワンピース、揃いの布で作ったかぼちゃパンツ。ウミヘビを思わせるソックス。長袖。

おしゃれポイントは腰の帯についている大きな布バラ。
衣裳班はみんな得意分野があって、山口さんはこの布バラを作る名人。「布さえありゃあ作れるのよ」とかっこいい事を言う。
レースも立体的に使っていて、年々腕をあげていますね。

 

【トゲ/織笠裕美】

チャイナっぽいお団子カバー、リボン付きワンピースはオーバースカート風。袖は五分丈。

おしゃれポイントは山口さんに作ってもらった布バラがついているお団子。ウィッグにコームでぶっ刺してるんですが、13回本番をやると100均で購入したコームがだんだん曲がってきてしまった。でも、手芸屋さんで買ったコームは全然大丈夫だったので、20円くらいの差だったらちゃんと手芸屋さんで買った方がいいのかなぁと思いました。13回やる事のほうが稀だけど。

余談ですが、この衣裳に着替える時は早や着換えなので山口さんが介助に入ってくれて、後ろのファスナーをあげてくれるんですね。
急いで着替え場に行くと、何故かトゲの格好で腕を組んで仁王立ちで待っててくれる。
それで、人の着替えをじっと見てる。
ワンピースに袖を通すと、すっと背後に立って素早くファスナーをあげて、去る。職人のようでした。
18年一緒にいるから恥ずかしいこともなくなったと思っていたけど、無表情で着替えを見られるのには毎回笑いました。

 

【クサリ/林信希】

山口・織笠との三人娘といったら最後はのぶりん。
レディースのワンピ―スなので、やはり男性の肩幅には合わなかったので、山口さんが試行錯誤しながらサイズを合わせてくれました。のぶりんも気に入ってくれたみたい。

クサリの衣裳はおしゃれポイントがたくさんあって、布バラいっぱいのヘッドドレスに、腕は姫袖アームカバー風。ちょっと見える脇の下がセクシー。
こうやって見ると、なんかのぶりんだけすごく豪華じゃない?柄布は一人1メートルしか支給されなかったはずなのに…!

クサリの早や着換えはたかひとくんが介助に入ってくれました。暗闇の中でのぶりんのワンピースのボタンをとめるたかひと。いざというとき頼りになる男。

照明が当たるとこんな感じ。目元が隠れているけれど、案外こっちからは透けて見える。このお揃いのウィッグも500円くらいで購入。ウィッグの狙い目は楽天スーパーセールよ。

ダンスの途中、一回だけ開眼します。この時にオペ室に、「中盤まで来たね…、あと1時間頑張ろうね…」と念を飛ばします。

ウミヘビ三匹娘はホホジロの手で悲しい最後を遂げるのですが、このやられる順番は「次の出番が早い順」になっています。だから、台本が違っていたらはける順番は変わっていたかも。早や着換えも辛いけど、みんなが先にはけて、一人残されるのもけっこう辛い。ずっとホホジロに怯えているしか出来ない。

この三姉妹の衣裳は、いかにもキミジャグっぽい衣裳だったなと思います。着た時の高揚感。おそらくすぐ素材にされてしまうんですけど。

明日は海の中の陽キャ集団のご紹介です。
団子頬張りながらまた遊びに来てください。