kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

衣裳班の戦い4~日暮里探索報告~

昨日行ってきました。布の街、日暮里。
「リトルウェッジの魔女」で使用する生地を絶対に全部揃える!という強い意志をもって。
お気に入りのCDを歌いながらご機嫌で日暮里に向かいます。気合をいれすぎて朝の8時に出発したので、普通に通勤ラッシュに巻き込まれて笑う。
購入する布を最終チェックしていたらなんと計算ミスが発覚し、慌てて計算しなおしたりもした。18年やってても、ミスはある。ちゃんと事前に気付けて偉い。

そして無事に日暮里到着!
お互い迷子になってもすぐ見つけてもらえるように、派手な色の服やリュックで行きました。こういうとこ、大事。
実際何度か布を探す途中で離れ離れになってもすぐに見つけられたし、見つけてもらえた。みんなも買い物に行く時は派手な服で行こう。

行きは「欲しい布が見つからなかったらどうしよう…」と不安でしたが、問屋街だもの。見つからないわけなかった。それどころか選択肢がありすぎて頭がパンクしそうになりました。
今回のメインは、全員お揃いで着るグレーの生地(30m)探しだったのですが、グレーだけでも一店舗50種類くらいある。
そこから自分たちが無理なく扱えて、みんなが着ても動きやすくて、洗っても大丈夫で…と選別しても、まだ20種類くらいある。
それに、布置き場ではグレーに見えても、いざレジに持って行くとなぜか薄い緑色だったり…。生地マジックにだいぶ悩まされました。
山口さんとあーでもない、こーでもないと話していると、店員さんが「マントだったらこれがいいよ」「それは明かりがあたるとグレーじゃないよ」と親切に対応してくれました。
日暮里の店員さんはそっけないと噂を聞いていたけど、そんなことなかった。皆さんすごく優しかったです。生地屋さんの使っているでっかい裁ちばさみかっこいいですよね。シャーッて切るやつ。自分も裁ちばさみは持っているけど、あれくらい大きいの欲しいな。

布は重いので、布を買っては駐車場にえっちらおっちら運びました。
昨日は日暮里、すごく暑かった。買い物はだいたい昼食も含めて4時間くらいで終わったのですが。

こちら、買い物終了した山口さん。リアル行きはよいよい帰りは怖い。体力よりも生地選びで頭を使ったし、いっぱい布を触ったから指先がカサカサになりました。

日暮里に来ているお客さんは衣装さんかな?とか、コスプレするのかな?とか、「仲間?」と思えるような人たちばかりだったのですが、すこしでも油断すると自分の持っている布を狙われる。自分が見ている布の棚に5人くらいの腕が一気に伸びてきた時は「わァ…」とちいかわになってしまった。

購入した生地は全部で95m!
その他、レースや小物用の小さな生地など細々したものも買いました。後部座席は「冬用の羽毛布団買ったっけ?」っていうくらいパンパン。

思い切って日暮里に行っちゃえば、メートル100円で布が買えるから、交通費を差し引いても安上がり。むしろ首都高の料金の方が高いんじゃないの、という印象。
今は便利になったのでネットでも布は買えるけど、実際に生地を触って自分たちが扱える布か確認しながら買えるのもいい。

あと、首都高をブンまわす山口さんはめちゃめちゃカッコいいです。キミジャグはみんなドライブ好きだけど、山口さんのスパダリ感は異常。静岡とかピューッと行っちゃうし。

みんなにお土産(カレー煎餅)も買って、無事に稽古場まで戻れました。いい有給の使い方だった。
さて、素材は揃ったので、これから作業にかかります。ここからが本当の闘い…。