kimitojacuzzi Anniversary

水戸を中心に活動するキミトジャグジーの記念ブログ

衣裳記録㉓-最終形態2-

今日も、カラフルになった世界のハッピーな衣裳をご紹介。
この衣裳たちも、2分は舞台に出ていなかった。
その一瞬…。その一瞬にかけられるかなんだよ…!

ちなみに脚本担当の人は「そこまでやれとは言ってない。演出担当者が勝手にやった。なんか…、照明だけがカラフルになるのかと思ってた。そこまでやれとは言ってない」って言ってます。

 

エヴァ(カラフル)/鈴木 千慧】

君の服、ベージュだったんかい。ベージュになると、セクシーさが増しますね。
これもモノクロバージョンと同じ形の色違い。ストール・ワンピース共に色が変わっています。十字架はオレンジに。

この色気よ。自分のいいとこ、全部分かってる。

一応キミジャグの公演だと「なにかNGある?」って聞いてるんですけど(人によってはキスシーン、過度な露出、ベッドシーン、暴力シーンNGな場合があるので)ちーは「局部をだすこと」って答えて、その時は「あっはっは!」て終わらせたんですけど、よくよく考えたら「舞台上で局部出したらキミジャグが捕まるだろ」と思いました。
色んな演出家さんが彼女に役をふるわけが分かるな。あれもこれもやってほしいもの。

現在育休をとってるキミジャグの田口さん。
彼女も自分の武器を分かってる女優さん。見て、写真撮影の顔つきが違うから。女王の風格。
自分の武器を分かっている女優さんは強いですね。こちらとしても「あなたのことを舞台上でこう使いたいんです、いいですか?」って提示できるし。
みんなも武器を磨こう。できれば、他の人が持ってないやつがいい。

 

【コーザ(カラフル)/疋田 誉人】

君のシャツ、紫だったんかい!と総ツッコミを受けたコーザ。
そう、彼は紫だったんです。
私はピンクを推したんですけど、たかひとに合うピンクのシャツがなかった…。ピンクのシャツさえあれば…。

コーザ。優しい男だった。そういえば、次回公演の稽古が最近始まったんですが、彼のやる役は今回も優しいキャラクターで、【今まで悪役をたくさんやらせてしまったので優しい役をやってもらおう週間】に入ってんのかな。
治安の悪い役も似合うんですけどね。

愛をちらつかせ、女に毒薬を作る手伝いをさせるような。

婚約者を雨ごいの生贄として滝つぼに突き落とすような。

魔法で女性の顔を溶かすような。

もれなく私が酷い目にあってる。ぜったい許さない。

光沢がある紫シャツは、最近よく使ってる。直近だと「深海のパレード」のロキのパーティー服。

これのいいところは、あんまりアイロンかけなくてもシワがつかないってところ。無意識にアイロンかけなくてもいいやつを選んでいるのかもしれない。
次、また16年後にリトルウェッジやるってなったら、絶対ピンクのシャツを用意します。

そういえば、前のリトルウェッジの処刑台の写真があったので置いておきます。

魔女は火刑ではなく斬首刑だったので、ギロチン。
たけプーのおうちの広いお庭で作ってたので、ロケハンもリトルウェッジっぽい。こんなのが自宅の庭に置いてあるんだから、恐ろしいよ。

処刑台の話をさせてもらうと、何十年も前にあの火刑台で最初に火炙りになったのはエヴァで、その時に悪魔パックと契約した説がありますね。
火刑台が大きかったので実際に組み立てて使用したのはゲネ日だったんですけど、照明シュートの関係で最初に火刑台にかけられたのはハナでもエヴァでもなく、お手伝いに来てくれていた演研のこかぜちゃんだったという。申し訳なかった。手伝いに来て早々、火炙りにされそうになったんだから…。

このへんの話は舞台写真が納品されたらお話できたらいいなと思います。

明日は、修道女のカラフルバージョンの衣裳をご紹介します。どうぞよろしく。